【サウジアラビアRC】世代の主役誕生だ! ダノンプレミアムが2歳コースレコードで圧勝!!

2017年10月08日 21時00分

クラシック好走を予感させる、スケールの大きな走りで圧勝したダノンプレミアム(右)

 東京メーンのGIIIサウジアラビアRC(芝1600メートル)は2番人気のディープインパクト産駒ダノンプレミアム(牡2・中内田)が圧勝した。回復しつつあったとはいえ稍重発表の馬場で1分33秒0の2歳コースレコードをマーク。器の大きさを誇示した。

 大きなフットワークで目を見張るスピード感があるわけではない。それでいながらのレコード走…底知れぬスケールを感じさせる強い勝ち方だった。

「競馬に行ってのセンスの良さ。ゲートを出て好位につけられ、力むこともない」

 中内田調教師が挙げるこの馬の最大の長所が存分に発揮されたレースだ。2番枠から好発を切るも、行きたい馬を行かせて2番手追走。直線まで手応え良く進むと、鞍上のムチに応えてグイッと後続を突き放した。ゴール前、1番人気ステルヴィオが外から追い上げてきたが、セーフティーリードが崩れることはなかった。

「理想的な競馬ができた。輸送もクリアしてくれたし、すごく賢い馬で課題らしい課題はない」とコンビを組む川田。ダービージョッキーも脱帽の優等生ぶりだ。中内田師によると「良馬場のほうがいい」とのことで、さらにパフォーマンスを上げる可能性は十分だ。

 次走については「脚元の様子を見つつ、オーナーと相談しながら」と現時点では未定。暮れの朝日杯FSかホープフルSか――。いずれにしても、来春のクラシック戦線へ“直通”していることは間違いない。2歳10月で少々気が早いが、15年生まれ世代の主役誕生と言っても差し支えない。