【毎日王冠】マカヒキ友道調教師 競馬界の女神の直撃に「ダービー制した時くらいのデキ」

2017年10月06日 20時02分

友道調教師(右)と息の合ったポーズを決める稲富

【毎日王冠(日曜=8日、東京芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋優先出走権)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。ついこの間もあったのに、またやってきましたね、3日間開催! まだ秋競馬は始まったばかりですが、今年最後まで勢いよくいきまっしょい☆

 今回、取材したのは東の毎日王冠。注目度では初めて古馬に挑む3歳牝馬ソウルスターリングが一番だとは思いますが、私は「古豪復活」をキーワードにしやした。というわけで、まずはリアルスティール。担当の柿崎助手を直撃っす。

「鼻出血はもう大丈夫です。ドバイ(ターフ連覇を狙った遠征の時)も競走能力に影響するようなものではなかったからね。海外での出走回避は先生方も苦渋の決断だったと思います。その後はじっくり休んで、体にボリューム感がさらに出た感じかな」

 えっ、さらにですかっ?…ってお話を聞いてるまさにその時、リアルスティールが「ブルルルン」って鳴いたのが“そうだぞっ! ドヤァ”って言ってるように聞こえて、思わずほっこりです。ズバリ、今回のレースのポイントは?

「いろいろありますねえ~(笑い)。キャリアの中で一番長い休養になりましたし、前走の中山記念では惨敗(8着)してますからね。精神的にどうなのか…。昨年秋の天皇賞(2着)やジャパンC(5着)と比べても、中山記念の時はパドックから返し馬まで、すごく落ち着いていて、僕らも“大人になって、いい雰囲気だなぁ”って思っていたのに、レースではガツンと行くところがなかった。逆にうるさいぐらいの方がいいのかな、と思っています。扱う身からすれば、落ち着いてる方がいいんですけどね(笑い)。国内で最後に勝ったのが共同通信杯。それと同じ東京1800メートルになるので、もちろん期待しています」

 あー! ドゥラメンテを破った共同通信杯ですね! 期待に胸が膨らむなぁ♪(誰や変態ちっくな目でこっちを見てるのは)。私の胸…やなくて、馬の当日の気配は要チェックですぞ!

 そしてもう一頭、日本ダービー馬のマカヒキ! この馬も外せませんよね。中間はどのように過ごされていたのか、教えてください友道先生っ。

「牧場へ放牧に出している間も3週間に1回ぐらいは見に行っていたんですけど、見るたびに毛ヅヤが良くなっていたし、牧場のスタッフからも“調教での息遣いがすごく良くなってきた”と聞いてまして。8月下旬に厩舎へ帰ってきた時も、牧場のいいデキそのままって感じでした。予定通りに調教をこなし、馬もそれに応えるように動きが良くなってきています。それこそ、ダービーの前ぐらいのデキにあると思いますよ」

 さすがダービー馬。復活への期待ビンビンです! ただ今回は久しぶりの1800メートルなのが気になるのですが…。

「いつもこの馬は距離について、いろいろ言われますよね。僕的には距離は長くても持つと思うし、もちろん(短くなる)この距離にも対応できると思ってます。それにワンターンの競馬で、また違う刺激を与えたい面もありますね。メンバーは確かに強いですが、今回は正直、メンバーのことはあまり頭にない。この馬の、マカヒキの走りをしてほしい」

 季節的には涼しくなりましたが、復活を期すGI馬たちの熱気に、汗ばみそうですなぁ。

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。