【神戸新聞杯】国際派トレーナー角居VS藤沢和に注目

2017年09月21日 21時30分

シーザリオ=アメリカンオークス優勝時の記念撮影。左端が角居調教師

【平松さとしの重賞サロン】先週ラビットランでローズSを制した角居勝彦調教師は国内にとどまらず海外でも数々の実績を残してきた。

 ヴィクトワールピサのドバイワールドカップ制覇(2011年)、デルタブルースによるメルボルンC優勝(06年)、ハットトリックやルーラーシップでは香港で日の丸を掲げてみせた。

 そんな世界挑戦の第一歩はシーザリオによるアメリカンオークス。05年の話だ。

 この時、角居調教師は初めてとなる海外遠征を前に、藤沢和雄調教師に助けを求めた。

 藤沢和師は1998年のタイキシャトルによるジャックルマロワ賞制覇やタイキブリザードを米国に遠征させるなど、海外挑戦のパイオニア的存在。加えて角居師が技術調教師時代、藤沢和厩舎で研修した縁もあり、助言を求めたのだ。

 その結果「独立記念日には花火を盛大に打ち上げるので耳覆いのメンコを持って行ったほうが良い」「洗い場は馬を張れないので1人が引き手を持った状態で洗わなければいけない」等、情報を収集し、対処した。そんなフォローもあって、初の海外遠征だったにもかかわらずアメリカンオークスを優勝できた。

 今週末の神戸新聞杯(日曜=24日、阪神芝外2400メートル=3着までに菊花賞優先出走権)では角居厩舎のキセキが藤沢和厩舎のダービー馬レイデオロと激突する。2人の国際派トレーナーの対戦という視点からも、目の離せないレースになりそうだ。好勝負を期待したい。