【小倉2歳S】タイセイソニック 勝ち上がりに5戦を要すも「今まで一番いい状態」

2017年09月01日 21時03分

ダメージを受けるたびに、強くなっている?タイセイソニック

【小倉2歳S(日曜=9月3日、小倉芝1200メートル)得ダネ情報】夏の小倉開催のフィナーレを飾るGIII小倉2歳Sで注目を集めるのはモズスーパーフレア、ヴァイザーといった1戦1勝のエリート候補生たち。初戦からのパフォーマンスアップが望めるだけにそれも当然だろう。そんな中、小倉得ダネ班が推してきたのは、勝ち上がりに実に5戦を要したタイセイソニックだ。果たして最も伸びシロがなさそうに見える馬が買える理由とは!?

 いわゆる上積みや変わり身といったものはキャリアが浅いほど、その期待値も高まる。となるとメンバー中キャリア最多のタイセイソニックは、常識的には最も上積みや変わり身が望みにくいはずなのだが、厩舎サイドはまったく正反対の感触をつかんでいる。

「サイヤ人みたい。ダメージを受けるたびに、強くなっているんです」

 国民的人気漫画になぞらえて、その超回復をアピールするのは現地で調教パートナーを務める三藤助手だ。

「この中間はさすがに疲れも見られましたが、日曜(27日)から急激に上向いてきました。乗っていてもそうですし、厩舎でのしぐさもそう。脚で前かきをするようになった。これは調子のいい時に見せるサインなんです」

“吉兆”に声を弾ませる三藤助手は回復だけではなく、進化も口にする。

「これまではカイバを少し残していたけど、今はガツガツ食べてくれています。数は使っていますが、今までで一番いい状態でレースに出せるんじゃないでしょうか」

 メンバー最多のキャリアを積んでなお、右肩上がりの上昇カーブを描き続けているのだ。

 初重賞を前に“自分の形”はつかんだ。「行く競馬だと最後に甘くなってましたが、前に馬を置いてためる競馬をした前回は、ゴーサインに重心をグッと下げて、反応できていた。ああいう競馬ができれば重賞でも」と期待は膨らむばかりだ。

 キャリア1戦の有力馬が多い中で、タイセイソニックの「経験値」は大きな武器になる。しかも状態がさらに上向いているのであれば、買えない理由はどこにもない。最終週の小倉でタイセイソニックがサイヤ人級の暴れっぷりを見せてくれれば、こちらも夜の街で最後のひと暴れができそうだ。