【新潟記念】夏競馬を締めくくるのは“夏の格言二刀流”ロッカフラベイビー

2017年09月01日 21時01分

【新潟記念(日曜=9月3日、新潟芝外2000メートル)新バージョンアップ作戦】夏のローカル開催もラストウイーク。3場で重賞施行の中、日曜の新潟ではGIII新潟記念が行われる。サマー2000シリーズ最終戦でもあるこの一戦、新VU作戦は条件戦を勝ち上がったばかりのロッカフラベイビーで勝負。高速上がりへの対応をテーマに新潟2歳S3連単4万9030円を◎△○で仕留めた明石尚典記者は“連勝”で夏競馬を締める腹積もりだ。

 過去10年で1分57秒台、58秒台が4回ずつと速い時計での決着が目立つ。勝ち馬10頭のうち8頭に共通するのは1分58秒台での走破経験。時計の裏付けは必須条件と言えそうだが、それ以上に重視したいのは新潟外回り特有の高速上がりへの対応力。先週の新潟2歳Sもラスト3ハロンが11秒4→10秒4→11秒2の高速ラップ。前半のラップひとつでこれくらいの上がりを刻むケースは十分に考えられる。過去10年のラスト4ハロン→2ハロン目はもれなく加速ラップ。ゴール前の攻防を制する瞬発力+スピード持続力が勝負の行方を左右する。

 前走のラップ再現なら勝ち負け濃厚とみたのがロッカフラベイビー。今回と同じ新潟10ハロンの佐渡Sは4ハロン通過が47秒6。新潟記念の過去10年の平均(47秒41)と遜色ない前半ラップを刻んで、Vタイムは1分58秒1。前半ラップ→走破時計のバランスは文句なしとなれば、あとは後半ラップがどうかだけ。

 そちらもラスト4ハロン地点から11秒9→11秒4→11秒0と見事な加速ラップで、過去10年平均(11秒81→11秒39→10秒82)並みの数字を刻んでいる。直線手前のラスト4ハロン地点からペースが上がる分、新潟外回りのイメージよりも時計がかかるラスト1ハロン(新潟記念平均12秒28)で11秒台を叩き出した点は特筆もの。ラスト4ハロンすべて11秒台を最速上がりで差し切りなら着差以上の完勝。パフォーマンス再現で、今回も勝ち負けに持ち込めると判断した。

 据え置きのハンデ52キロも僥倖。能力発揮に支障なしとなれば、期待はさらに膨らむ。夏競馬の2大格言といえば「夏は牝馬」に「格よりデキ」。格言“二刀流”とも言えるロッカフラベイビーで夏競馬の掉尾を飾りたい。