競馬界の女神が昨年9月開業・寺島良調教師を直撃

2017年09月01日 21時00分

寺島調教師(左)と稲富

【稲富菜穂のだいじょばない特別編】今週の「フレッシュ先生」(仮って…この企画、今夏はこれで最後ですが…)は寺島良調教師(36)です。開業したのは昨年9月。まだ1年もたっていないのに、プロキオンS(7月9日)をキングズガードで制して重賞初制覇。当時のお気持ちを改めて振り返ってもらいたいと思います。

「引き継ぎでやらしていただいた馬で、オープンですでに2勝していた。“どっかで勝ちたいなぁ”という気持ちはありましたけど、左回りが苦手な馬だったんで、“今回はまだ厳しいかなぁ”って感じに思ってました。勝ったときはうれしさより、ホッとした方が大きかったですね」

 それはプレッシャーから解放された“ホッ”だったりするんですか?

「いえ、それよりも、いろいろと変わったことが多かった中で、スタッフたちが今の厩舎のやり方を理解して、ずっとやってきてくれていた。“ようやく慣れてきたかな”というところで勝てたので、タイミング的にも良かったという安堵です」

 みんなでつかんだ勝利に、私も心が“ホッ”トな気持ちになります(うまいこと言ってるふうだけど、うまく言えない我がセンスのなさよ…)。寺島厩舎が一番大事にしていることって何ですか?

「やっぱり楽しんで仕事をしてほしいと思うんで、雰囲気が良くないと。もちろん、勝たないと楽しくないという面はありますが、そこを含めて馬にも人にも変にストレスがかからないように働いてもらうのが一番。スタッフたちは仲良くやってくれているので、雰囲気はすごくいいかなぁと思っています」

 もうすでに実現されているんですねっ、すてき! そんな中で“俺、調教師やなぁ”と思う瞬間は?

「あんまりないって言っちゃうと、おかしいですかね。んー自分の考えでいろいろと調教できるところですかね。まあ、そういうことを聞いてくれるスタッフがいるから、実感できることなんですけどね。皆さん一生懸命やってくれて、僕を立ててくれて…。自分の考えなどでやってきた人が多かったと思うんですけど、意外にすんなり受け入れてもらえた。本当にいい人というか、いいスタッフに恵まれたな、と」

 常に感謝の言葉を忘れない寺島調教師を見て、きっと人柄がそうさせるんだろうなぁと感じました。ではお約束の最近あったフレッシュなことを聞いてみようっ!(毎度、聞いておきながら、むちゃ振りだなぁと感じる今日このごろ…。皆さんすみませんでした)

「えぇ~やっぱり重賞1勝目だったので、皆さんからすごくたくさんのお祝いをしていただいたことかな。調教師の方々はじめ、トレセンの皆さんに会うたびに“おめでとう”と声をかけてもらって。お花も本当にたくさんいただきました」

 厩舎内にある寺島調教師の部屋で取材させていただいたのですが、それはもうお花だらけで、いい香りに包まれてましたわ。女子は絶対居心地のいい空間です(稲富統計)。

「まだまだ始まったばっかりですが、勝てるレースを勝って、それを積み重ねて、勝ち星を増やしていって…。いずれは大きいところ、GIを勝てれば。どんな馬でも勝てるようにしていきたいですね」

 この先もさらにお花がたくさん増えそうな予感がプンプンしますね♪

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。