競馬界の女神が開業3年目の池添学調教師を直撃

2017年08月25日 20時30分

池添学調教師(右)と稲富

【稲富菜穂のだいじょばない特別編】どうも、稲富菜穂です。今週の「フレッシュな部屋」(仮)のゲストは池添学調教師(36)です。開業されて3年目。まずはキャリアを重ねていくなかでの、ご自身の変化について、お聞きしたいと思います。

「だいぶ引き出しは増えたかなと思っています。どういう馬が入ってきて、どういう調教をして、どのレースに向かうとか。特に新馬の場合は調教師としての経験が大事になるので、そのあたりの引き出しをこれからも、もっと増やし続けていかないと」

 ただ時間だけを積み重ねるんじゃなくって、経験から得たものを積み重ねているってことですよね! 私なんぞは、ただ時間と年を重ねているだけ。その言葉が突き刺さりやす(そんなことを言いつつも、行動には移さない口だけタイプの私…)。そんな池添学調教師のモットーは?

「無駄な事故を起こさない。これに尽きますかね。落馬にしても、放馬にしても、人災の場合もあるので、そういうのをなくすことです。どうしても労災の多い仕事だからこそ、人馬の安全を何より大事にしています」

 馬に乗れないペーペーな私…。冬の寒い時期でも、乗り終わったら汗水流れるほど頑張っておられる姿を見るたびに“すごいお仕事だなぁ”と。ホント尊敬します。厩舎のカラーといいますか、雰囲気なども年を重ねるごとに変わってきたりするんですかね?

「1年目は物静か、といいますか、ウチの厩舎は基本静かで、みんな黙々と仕事をしています。3年目になっても、そこは何ら変わらずですね。僕が怖いんじゃないですか(笑い)。みんな真面目です」

 な、なんと! クールな感じなのですねっ! それはそれでキュウ舎もピリッと引き締まりそう! そんな中で脱力系の質問をするのも…。いや、これは恒例なんで譲れませぬ。最近、フレッシュに思った出来事は?

「子供が3人いるんですが、一番下の子が上の子の言葉遣いをまねしだして、“生意気になってきたなぁ”と。女の子なんですけどねぇ~。仕事的にあまり接する時間がないんですが、たまに新たな発見をします」

 …きゅん。いや、ズッキューン。緊張感漂う中、予想外の答えを口にした瞬間はまさに“パパの顔”。思わず取材ノートを落としそうになりやした…。やっぱりパパの顔と先生の顔って違いますよね。

「そりゃあ~家と外では全然。僕、二重人格なんで(笑い)。家では普通に良きお父さん。外ではいつもシャキッとした顔で。オンオフがちゃんとできないと、しんどい仕事ですからね」

 安らぎの場所があるってすてき♪ それがみなぎるパワーの源になっているんですね。

「これからも期待している馬たちがドンドン入ってくる。うまいこと次々とデビューできれば勢いがつくし、結果もついてくれば最高ですね。頑張ります」

 アーデルワイゼ、アントルシャで2日連続の新馬戦Vを決めるなど、2歳馬の活躍が目覚ましい池添学厩舎。これからも期待大ですっ。

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。