競馬界の女神が今年デビュー富田暁騎手を直撃

2017年08月18日 20時00分

さわやかな笑顔を浮かべる富田暁騎手(右)と稲富菜穂

【稲富菜穂のだいじょばない特別編】どうも、稲富菜穂です。今週の「超フレッシュでいいとも!」(仮)は、少し緊張気味ながらも、キラキラとした目が印象的な富田暁騎手(20)です。さっそくですがデビューから半年の騎乗を振り返ってくださいっ。

「最初のころは自分のことだけでいっぱいいっぱい。アタフタしてしまって、迷惑もかけたと思います。ここ最近はようやく周りを見れるようになって、徐々に自分のやりたいことだったりを意識できるようになりました。まだまだできていないことばかりですけど、考える余裕は出てきたなと思います」

 おおっ、そのきっかけって何だったんですか?

「やっぱり初勝利(4月22日の京都4R)ですかね。それまでは焦りしかなくて…。同期の中でも4人目と遅かったので、うれしいより、ホッとしたほうが大きかったです。ゴールした後に(2着馬に騎乗していた)浜中騎手に“おめでとう”って言ってもらえて、やっと勝てたんだなぁ~って。そこからちょっと変わってきたかな」

 初勝利って、やっぱり特別なものなんですね。聞いている私もうれしくなっちゃいます(何目線やねん)。

「何より環境(所属は木原厩舎)がとても恵まれているなぁと思います。優しいなかに、厳しくも教えてくださる、この環境に感謝です」

 私も大人になってから怒ってもらえる大切さを知りましたが、早い段階でそれに気付いた富田騎手はすごいです(私が遅すぎなだけなのは内緒です)。ちなみに同期の川又騎手と同じく“競馬一家”ではないとお聞きしましたが?

「心配だとは思うんですが、すごく応援してくれています。特に父親が競馬好きなので熱心に見てくれて。ジョッキーになろうと思ったのも、お父さんの言葉が一番大きかったんです。小学生の時、背が小さい僕に“ジョッキーになればいいじゃん”と言ってくれたのが、きっかけといえば、きっかけですね」

 えぇっ! 当時は軽いノリだったと思われますが、やはり親の言葉の重みは計り知れないですなぁ。ちなみに富田騎手自身はいつから競馬を意識されたんですか?

「小学1年から高校2年まではずっとサッカーをしていて…。でも競馬番組を親がよく見ていたので、ちょっとは気にしていたのかな。どっかしら憧れみたいなものは、あったのかもしれません。高校3年の時に覚悟を決めて、競馬学校へ入りました」

 うわ~、そんな若い時に覚悟を決めて…。私の覚悟ってなんだ? そんな富田騎手の尊敬するジョッキーは…。

「もちろん全員尊敬していますが、1人挙げさせてもらうと四位騎手です。ずっと教えていただいて、カリスマ性がすごいし、騎乗フォームもきれいだし…とにかく、かっこいいんですよ。あんなふうになりたいですね」

 あふれる思いが伝わってきやす。

「だから今はなるべくきれいに乗ることを心がけています。ジョッキーとしては大きいほうだと思うので、それを生かせる騎乗ができるようになればいいな~と思っています」

 まさに四位騎手のように…ですね。ではお約束の富田騎手の最近あったフレッシュな出来事は?

「ん~最近、高校の友達の影響でスケボーを買いました。ケガするのが怖いので、ただ乗ってるだけって感じですが、見ていてかっこいいので乗りこなしてみたい」

 おぉっ、想像しただけで鼻血ブー! イケメンな富田騎手が乗ると、さらにかっこよくなっちゃいますね!

 最後のアピールタイムでは「この夏は小倉で頑張っていきます。なんとか波に乗って、トップジョッキーになるための土台を作っていきたいですね」とニッコリ笑顔がまぶしすぎるほどだった富田騎手ですが、実はこの取材の後、20日までの騎乗停止処分を受けてしまいました。

 でも、まだまだ挽回のチャンスはあります。今後もたくさん、その笑顔が見られますように。

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。