障害レースは“お宝馬”ザックザク

2013年01月10日 09時00分

【トレセン発秘話】栗東の坂路野郎が再三、指摘しているように障害ジョッキーの減少が止まらない。

 先日も木曜の投票所で「空いている障害ジョッキーはいないかな。これでは投票すらできないよ」と泣きべそをかく調教師がいた。美浦で稼働している障害ジョッキーはすでに15人を下回っているのだ。

 時速数十キロで飛ぶのだから、どうしたって人馬ともに命の危険が付きまとう。が、平地競走以上に興奮を呼ぶレースも決して少なくはなく、馬券的においしいレースもこれまた少なくない。馬券野郎は何度も、障害戦で儲けて午後の軍資金を稼いできたものだ。

 今週は土曜に中山新春JS(ダ3200メートル)が組まれており、登録馬は29頭。ほとんどの馬に出走の意思があり(もしくは除外権利を取りたい)、それこそ東西の障害ジョッキーが勢揃い。ここで馬券的に激アツなのがスマートステージ(騸8・鹿戸雄)だ。

「先週中山の未勝利戦でヒカルアカツキが圧勝。あの馬に勝ったのだから価値があるし、しかも道中で落鉄してのもの。まともならオープンでも足りそうなので抽選を突破できれば面白い」とは鹿戸雄調教師。一方、騎乗予定の蓑島も「前任者の横山義さんも素質に太鼓判を押していた。僕は代打だからあくまで今週だけですが、ゲートインさえできれば勝ったも同然です」と師以上の強気節だ。

 仮に今回除外の憂き目に遭っても、次走で大枚勝負を敢行するのは決定済み。読者の皆さんもスマートステージの名は忘れずに覚えてほしいものである。

 (美浦の馬券野郎・虎石晃)