オオエライジン移籍の“真相”

2013年01月07日 13時57分

<地方競馬コラム:地力勝負(園田編)>暮れも押し迫った大みそかに慌ただしいニュースが飛び込んできた。オオエライジン(牡5・橋本忠)が南関東に移籍するとの報。その後の取材の感触では、馬主側の決定に厩舎サイドが押し切られたのが真相のようだ。2、3歳時の活躍が華々しかっただけに、昨年の成績が納得できなかったのだろう。

 JRAの馬に歯が立たない現状を打破すべく、レベルも賞金も高い南関東で上のステージを目指す。しかし、それはそれで悪い話ではないが、これほどの馬が現時点で所属厩舎が未定という不透明な事態に驚きを隠せない。

 競走馬の所有者は、むろん馬主だが、一握りのスターホースは、馬主、関係者、ファンの共有財産。強いだけではヒーローになれない。園田所属で天下を取るという、見る者が共鳴してやまない“思い”を抱かせることのできる馬のみが歴史に名を残せるのだ。

 関係者の一人として、一昨年のアスカリーブルの電撃移籍の際と同様に、ただただ残念だが、今後の活躍を願っている。