【3歳クラシック指数:牝馬編】フラワーC圧勝ファンディーナ 女王ソウルスターリングに迫る「86」

2017年03月23日 21時32分

★フラワーC(阪神芝内1800メートル)=ハイレベルとされる牝馬戦線にまた新たな大物が誕生した。5馬身差で圧勝したファンディーナだ。

 

 外めの枠(12番)からスッと2番手につけ、折り合いを欠くことなくリズムよく追走。直線入り口では強気の競馬で逃げ馬をかわすと、グングンと後続に差をつける。鞍上・岩田がほぼ追うところなしの独走劇。戦前までのキャリアは超スロー→決め手勝負の2戦のみ。今回はよりパワーを求められる中山の馬場、そして初の長距離輸送で、不安点はそれなりに数えられていたが、いずれも杞憂に終わった。

 

 つばき賞で見せた高速上がり仕様の瞬発力に加え、この日は非凡な持久力、長距離輸送への対応力も示した。馬格(500キロ超)があって脚質的にも安定感十分と、現時点で死角は見当たらない。桜花賞への参戦は流動的だが、ポテンシャルとしてはソウルスターリングをはじめとした既成勢力にも引けを取らない。インパクト十分の走りで指数は大幅アップ、2歳女王に迫る86とする。

 

 勝ち馬には大きく離された2着シーズララバイ。手応えのなかった逃げ馬を何とかかわした格好で過度な評価はできないが、「まだ素質だけで走っている」(竹内調教師)と良化途上の段階。

 

 それでもこれだけ走れるのは非凡な能力の証し。桜花賞をパスすることは明言しているが、今後の成長次第では牝馬戦線で面白い存在になりそうだ。