【3歳クラシック指数:牡馬編】スプリングS制したウインブライト カデナに迫る「78」

2017年03月23日 21時31分

クラシック指数・牡馬

★スプリングS(中山芝内1800メートル)皐月賞トライルの最終戦は2歳王者サトノアレスの始動戦としても注目を集めたが、制したのはステイゴールド産駒ウインブライト。昨年暮れのひいらぎ賞(芝1600メートル=2着)で先着(0秒2差)を許したアウトライアーズ(2着)に、逆に0秒1差をつける逆転劇で、父から授かる成長力を示す形になった。

 

 レースは前半4ハロン48秒6→後半4ハロン48秒1のミドルペース。それでも前が残らなかったのは、純粋に脚力の差だろう。ウインブライトがマークした最速上がり3ハロン35秒5は、4着サトノアレス、5着トリコロールブルーとイーブン。もっとも、外を回って勝ちに行く競馬をしただけに、他2頭と中身は少々違う。この内容なら本番の1ハロンの延長にも対応できるはずで、弥生賞V馬カデナに迫る指数78でランクインさせる。

 

 2着アウトライアーズは道中、力みがちの走り。その分、ひいらぎ賞ほどの爆発力(上がり3ハロン34秒5)を引き出せなかった。とはいえ、最後は半馬身差まで詰め寄っており、放牧明けを思えば悪くない走り。指数は2ポイントアップの76。

 

 3着プラチナヴォイスは、一気に先頭に躍り出たラスト1ハロンまではよかったが、そこからは終始内にモタれて追えずに終わった。脚力は非凡だが、モタれ癖は多頭数の本番でウイークポイントになりそう。指数は75止まりだ。

 

 朝日杯FS優勝馬サトノアレスはスタートを滑って出て、道中シンガリ追走という誤算がたたって4着。しかし、勝ち馬を終始前に見る形で、発馬の不利は致命的とまでは言えない。本気で権利を狙う他馬とは違い、純粋な始動戦という言い訳は利くが、指数はトップから滑り落ちる2ポイントダウンの80。距離が延びる本番では上位馬力量接近という見解を取りたい。