【チューリップ賞】“第3の馬”エントリーチケット「状態&舞台適性」文句なし

2017年03月03日 20時01分

洗い場で水分補給を行うエントリーチケット

【チューリップ賞(土曜=4日、阪神芝外1600メートル=3着までに4・9桜花賞優先出走権)得ダネ情報】4・9桜花賞への最重要トライアルとなるこのレースには、昨年暮れの2歳女王決定戦・阪神JFの1、2着馬ソウルスターリング、リスグラシューがエントリー。3着までに与えられる桜チケット争奪戦激化が予想される中、栗東得ダネ班は何の迷いもなく、「第3の馬」を指名した。

 

 過去4戦2勝、2着2回の連対率100%。着実に実績を積み上げてきたエントリーチケットの堅実な走りを可能にしている一番の要因は立ち回りのうまさ。新馬戦はスローペースに落として、楽々と逃げ切り、ハイペースの紅梅S(オープン)では好位に控える形で流れに乗り、2着を確保した。展開に左右されることなく力を発揮できる、その自在性に裏打ちされた安定感こそがエントリーチケットの最大の魅力だ。

 

「競馬のうまさを生かして能力…いや、それ以上のものが出せる馬なんだろうね。先行力があるのはもちろん、控えてもOK。相手の出方を見ながら自在に運べる。強敵揃いのこの相手でも、一番上手に競馬をしてくるのはウチの馬だと思うよ」とは宮調教師。

 

 器用さでは阪神JFの1、2着馬ソウルスターリング、リスグラシュー以上と強調し、大物食いに色気を見せている。

 

 デビュー時は420キロだった馬体は昨年暮れの500万下・つわぶき賞(1着)から増加。前走の紅梅Sでは436キロに達した。

 

「いい傾向だよね。馬体に実が入って、力をつけているのがわかる」と納得顔のトレーナーは「この中間も時間をかけて乗り込んできたし、いい状態で送り出せそう。新馬戦で(2着に3馬身差の)強い勝ち方をした舞台(阪神芝外1600メートル)なら楽しみはある」。

 

 立ち回りのうまさに加え、状態、舞台適性も文句なし。条件はガッチリかみ合っているとなれば、桜のエントリーチケットを手に入れることは、そう難しい仕事ではないはずだ。