【3歳クラシック指数】コマノインパルス勝ち時計地味でも内容上々で「77」

2017年01月19日 21時32分

★京成杯(中山芝内2000メートル)=コマノインパルスが1番人気に応えるV。牡馬トップのレイデオロ(82)に1馬身半差で食い下がった葉牡丹賞(2着)が、ダテではないことを証明した。勝ち時計(2分02秒5)、上がり(35秒6)、着差(クビ)は地味だが、終始外を回す競馬で他馬を抑え込んだ内容は上々。GIIホープフルS・2着マイネルスフェーン(3着)を0秒1差に抑えたことからも、指数77を与えたい。

 

 クビ差2着ガンサリュート(75)も3か月ぶりの実戦を踏まえると、価値のある走り。未勝利時にリスグラシュー、カデナら後の重賞V馬と接戦した地脚を改めて示した格好だ。6キロ増の体を見ても上積みがありそう。

 

★白梅賞(京都芝内1600メートル)=圧倒的な人気のサングレーザーがスタートでつまずき、アブミが外れてしまうアクシデントがあった。デイリー杯・3着、ホープフルS・5着の同馬が指数の基準になるはずだったが…。同馬は次走に期待したい。

 

 勝ったオールザゴーは好スタートから逃げ切り。作戦が功を奏した形だが、浜中は「練習の効果でゲート内の駐立に問題もなかったし、行く馬がいなかったので逃げる形に」。それでも「我が強い馬。こちらがコントロールできるかどうかが課題なので」と今後の展望は微妙。距離的な問題もあり、今回はランクインを見送った。

 

★紅梅S(京都芝外1400メートル・牝馬限定)=9頭立ての少頭数。5番手から競馬を進めたアロンザモナが外から一気に突き抜けた。父ストリートセンスはケンタッキーダービー馬。今回のような力のいる馬場が合ったとの見方もできるが、その内容はパワー頼みではなく、血統的先入観は持たないほうがいい。

 

 西浦調教師は「しまいを生かす競馬で収穫のある内容。賞金を加算して無理をしなくてよくなったのも大きい。リフレッシュ放牧に出し、どちらかのトライアル(チューリップ賞かフィリーズレビュー)を叩き、桜花賞に向かうことになる」。

 

 余力を残した状態でトライアルに迎えるかどうかは、この時期の3歳馬にとって重要なこと。阪神JFで掲示板に載った組より上との判断はできないが、その下には入れておきたい素材。指数72でランクインさせたい。

 

★菜の花賞(中山芝外1600メートル・牝馬限定)=牝馬限定の500万下特別。阪神JF・10着から折り返したスズカゼが勝利した。好位から抜け出した内容は評価できるが、先行馬が上位を占めたように流れが向いたことも確か。1頭だけ追い込んできた圧倒的人気の2着シンボリバーグを含めて次走が試金石。ともにランクインは持ち越しとした。