【ジャパンカップ】2着サウンズオブアース&3着シュヴァルグラン「有馬でリベンジ」

2016年11月28日 21時31分

2着に敗れたサウンズオブアース

「有馬でリベンジ」――そう強く宣言したのが、27日のGⅠ第36回ジャパンカップ(東京芝2400メートル)で2着に入ったサウンズオブアースの藤岡調教師と3着シュヴァルグランの友道調教師。キタサンブラックがまんまと逃げ切る中、馬場の外から勢い良く伸びてきた2頭はまさに“負けて強し”。まだ勝負付けは済んでいないと考えるのは当然であり、暮れの大一番へ向けて期待の膨らむ内容だった。

 これで3度目のGⅠ・2着となったサウンズオブアースのM・デムーロは「ノーコメント。2着は一番嫌い」とジョークを飛ばした後、「今までにないくらい馬のデキは良かったけど、スタート後にいいポジションを取れなかったのが痛かった。キタサンブラックと馬体を併せる形になればもっとやれたと思う」と悔しさをにじませた。以前よりもパドックでの落ち着きが増していたように精神的な成長は顕著。衰えどころか充実期に入った印象だ。

 一方、シュヴァルグランの福永は「4コーナーでペースが上がった時に少し置かれてしまって。その後はゴールまで伸び続けていただけに残念。ただ、強い相手とも十分に戦えることが改めて分かった。中山ならさらにいいはず」と早くも腕をぶしていた。友道調教師も「輸送競馬は全く問題ないし、確実に力をつけている。体は増えていたが、全く太め感はなかった」と頂点取りが近づきつつあることを予感しているようだった。

 グランプリでの2頭の逆襲――そのシナリオはしっかり頭に入れておきたい。