【ジャパンカップ】競馬界の女神を夜も眠れないほど迷わす3頭は?

2016年11月25日 20時02分

稲富菜穂と清水久詞調教師

【ジャパンカップ(日曜=27日、東京芝2400メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。12月なんてまだまだやなぁ~と思っていましたが、来週で11月さん、さようならの時期です。今のところ馬券も好調なので、東スポさんからさようならされることもなさそうです(言葉は言霊、今から言っとけ作戦です)。この調子で来月…いやいや、来年に向けて、どーんとジャパンCを当てていきまっしょい! ということで、今週は追い切りが行われる水曜…ではなく、なんと火曜から取材してきやしたっ。

 

 ところで今週の月曜紙面(終面)見てくれましたかっ? 私の大好きなリアルスティールについて、矢作調教師からお話をた~くさん聞かせてもらいました。特に印象的だったのが「ドバイの時にライアン(ムーア)がコンシステント(=堅実)という言い方をしていた。ものすごい信頼性が高い馬だと」ってうれしそうに話していたこと。

 

 でも“堅実”っていうとキタサンブラックをイメージする人も多いですよね。おとなしくて優等生で、なのに「番長タイプ」と清水久調教師が言っていたこの馬も、実は大好き(さっそく二股か~い)。

 

「他馬が気にするくらいだったら雨が降ってくれてもかまわない。宝塚記念の時も道悪のハイペースで差のない3着に粘っているからね。気になる相手がいないのも、相手が弱いとかではなく、常に自分の競馬ができるからです」

 

 くぅ~、キタサンブラックがかっこよすぎてしびれるゥ! きっと精神面もしっかりしているんだな。私は人前に立つお仕事をしているのに、人が多いほどかむ回数が増え、自分らしくなくなる一方です(反省)。

 

「秋の天皇賞を使わなかったのは、秋は3走までにしたかったんです。鞍上を替えてまで出走する気持ちになれなかったし、この馬にとって、いいリズムを大切にしていきたかった。今回も不安要素はないです」

 

 毎回言ってますが、“だいじょばない”コラムにふさわしくない馬ナンバーワンです。私情を挟まないと決めていたのに、すぐにグラグラと揺れる私はふさわしくない人ナンバーワン…って自分で言うと悲しい!

 

 実はまだ続きがあって。シュヴァルグランも2走前の宝塚記念9着(この時は天皇賞・春3着時に比べれば状態もひと息だったし、あぁいう馬場は合わなかったんですって)を除けば堅実。あぁ、またまた魅力的な男の子が出てきた…。

 

「アルゼンチン共和国杯はトップハンデの58キロを背負っていたし、このJCも控えていたので、福永騎手には“次が本番だから”と言っていた。(同厩の)ヴォルシェーブ(3着)の方が先着すると思って送り出したんだけどね。あのレースでシュヴァルグランの底力を見た」と友道調教師。

 

 私もすこーし思っていました、えへ。「天皇賞は位置取りの差だけ。あのレースを物差しにすれば、キタサン(ブラック)との力の差はないと思っている」と。

 

 あぁ! だめだぁー!

 

 実はこの3頭、トレセンにいる馬の中でも特に思い入れが強い馬たちなんです(DDではないですよ~誰でも大好きってわけじゃないです!)。このまま予想しなくてもいいならしたくないほどに迷っちゃう。週末まで眠れませんな…。

 

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。