【告別式】清水成駿さん 味がある口癖「世の中で起きることは実はすべて必然」

2016年08月10日 12時48分

あいさつをする酒井葬儀委員長(右)。左は優美夫人

 4日に死去した競馬予想家・清水成駿さん(享年67)の告別式が9日昼に、東京都台東区の寛永寺輪王殿第2会場で行われた。

 東京スポーツ新聞社・酒井修代表取締役社長が葬儀委員長を務めた式には、前日の通夜に引き続き多くの関係者が焼香に訪れた。この中には元JRA調教師の鈴木康弘さんの顔もあった。

「成駿さんが以前所属していた競馬専門紙(1馬=現・優馬)のオーナーが馬主さんでもあったので、その関係でお付き合いがあり、親しくさせてもらっていた。一緒にアメリカに行ってそのとき、(元所属馬)セイコーライコウ(2014年アイビスSD優勝)の祖母にあたる馬を買った思い出がある」。続けて「突然のことで驚いている。67歳というのは早すぎる」と言葉を詰まらせた。

 出棺に際して酒井葬儀委員長は「題材は競馬ではあってもスポーツ、世情など幅広い切り口で展開した書き手だった。“世の中で起きることは実はすべて必然ではないかと思う”という口癖を思い出します」。独特の展開力を持った故人の原稿を振り返り、「イチローのメジャー3000安打達成、男子体操の団体金メダル獲得…スポーツ界の大きな出来事が、ご自身の幕引きの直後に起こったことを考え、なるほどこういうことかと今思っています」。未来を見通したカリスマに別れを告げた。