【稲富菜穂が若手ジョッキーに迫る】坂井瑠星騎手「矢作厩舎に所属している幸運が僕にはある」

2016年07月29日 20時01分

坂井騎手(右)をフューチャーする稲富

 【稲富菜穂が若手ジョッキーに迫る「突撃!アンダー25」=坂井瑠星騎手(19)】みなさん、夏です。夏が来ました!とテンションが上がることもなくなり(ツライ)、すんごく暑いし、ベトつきがすごいんですけど…と文句を言うことが多くなった25歳牝・稲富菜穂です。

 

 普段は重賞レースを「本当にだいじょばない?」って感じで取材し、それをコラムにさせてもらっているのですが、今週から本格的な夏競馬に突入することで西の重賞もあったり、なかったり…。それならば、とスポットライトの当たりにくい若手ジョッキーの方々をフィーチャーしてみることにしました。私よりも若い25歳以下限定。「突撃! アンダー25」って感じでどうでしょう?

 

 記念すべき1回目は坂井瑠星騎手です。え? 坂井騎手は北海道にいるんじゃないかって? さ、さすがに競馬ファンの方は鋭いですね。その通り。なので、出張される前にしっかりと話を聞いておいたのです。ポンコツ稲富もたまにはやりまっせ(ドヤ)。

 

 そんな坂井騎手(どんな?)。無我夢中だったデビュー当初と違い、最近はいろんな意味で周りが見えてきたようです。

 

「自分の考えたように騎乗することがどれだけ難しいか…。周りを見れるようになったからこそ、思い通りに乗れていないと強く感じるようになりました」

 

 デビューからの数か月、毎日が勉強の日々なのだとか。わ、私には無理だな。

 

「矢作厩舎に所属している幸運が僕にはある。他の人よりも師弟関係が強いと思っていますし、リアルスティールのような特別な馬に乗ることで、馬の能力を感じ取れる幅が広がると思うんですよね。早い段階でそれを知れたのは大きいです」

 

 全国リーディングを快走中の矢作厩舎に所属する坂井騎手。「厩舎のバックアップ」という言葉を何度となく口にしていましたよ。師匠である矢作調教師が厳しくも、しっかりと支えていることがお話を聞いているだけでわかりました。では、最後に今後の目標を。

 

「自分のポジションというか、ジョッキーとしての立ち位置を早くつくりたいし、上のクラスの馬でも任せてもらえる騎手になりたいですね。そのためにも、目の前の一つひとつのレースを大事にしたいです」

 

 フレッシュな坂井騎手の前向きな言葉を聞き、気持ちを入れ直す稲富なのでした。もう「暑い。あかん。外に出たくない。仕事は欲しいけど、怠けたい~」とか絶対に言いませぬ!

 

☆さかい・りゅうせい=1997年5月31日生まれ。東京都出身。栗東・矢作厩舎所属騎手として今年3月5日にデビュー。初勝利は4月2日(グランプリアクセル)。以降も順調に勝ち星を重ね、7月24日終了現在、JRA14勝。新人では木幡巧也(美浦)に次ぐ成績を挙げている。

 

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。