【プロキオンS】ノボバカラ騎乗のM・デムーロが弟に2日遅れの誕生日プレゼントを贈る

2016年07月07日 21時30分

筆者(左)とデムーロ兄弟。中がクリスチャン、右がミルコ(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】ミルコ・デムーロ騎手が以前、13歳も離れている弟のクリスチャン・デムーロ騎手に関し、次のように語っていた。

 

「クリスチャンはまだ若いから感情のコントロールが下手。うまくいかなかった時に落ち込み過ぎるのは騎手として決して良いことではない」

 

 そんなアドバイスの効果もあったのか、現在弟はフランスで大活躍。今年は日本なら桜花賞とオークスにあたる1000ギニーとディアヌ賞を制覇した。

 一方、ミルコ本人は宝塚記念で1番人気馬ドゥラメンテに騎乗したものの2着に惜敗。ゴール直後には故障を発症し下馬。歩いて引き揚げてきた時には目に涙を浮かべていた。

 

 しかし、1週間後、3日のCBC賞ではレッドファルクスに騎乗して見事に優勝。自身JRA通算50回目の重賞制覇を飾ってみせた。

 

 ドゥラメンテの一件では相当に落ち込んだはずだが、“感情のコントロールはさすが!!”というところを見せた。そして、今週末はプロキオンS(日曜=10日、中京ダート1400メートル)でノボバカラに騎乗する。同馬に関してはオープン・コーラルSで初騎乗して勝利した後「重賞、勝てるよ」と評していた。実際、直後のかきつばた記念を勝ったのは記憶に新しい。

 

 弟は8日に24歳になる。その誕生日を2日遅れで祝う可能性は十分ありそうだ。