菜七子 初勝利時のファンからの「おめでとう」に「正直、ウルッときました」

2016年03月24日 19時24分

初勝利を挙げて笑顔で会見を行う藤田菜七子

 24日、浦和競馬で自己最高の7鞍(2R11着→3R1着→6R1着→7R11着→8レース9着→9R2着→11R11着)に騎乗した藤田菜七子(18=美浦・根本康広厩舎)。初勝利に続いて2勝目を挙げたうえに2着1回と好結果を残した。

 

 レース後、共同会見に登場した菜七子は最初に所属する根本康広調教師から「おめでとう!」という言葉とともに花束を受け取り「ありがとうございます」と笑顔。すぐに充実した表情で質問に答えた。以下、一問一答。

 

 ——3Rで初勝利を飾った

 

 菜七子:ありがとうございます。

 

 ——1番ゲートからでした

 

 菜七子:先生(調教師)からは前の方に行ってほしいと指示は受けてて。1番枠ですし、絶対に逃げるとゲートを出していきました。内側なのでスピードで行けたら、前に行けるかなと。

 

 ——1馬身ほどリードした。逃げ切れるという感触は

 

 菜七子:その時は何も思ってなかったです。

 

 ——3コーナーで追ってきた2頭を振り切る場面も

 

 菜七子:向正面から2頭来てると見えて、絶対抜かさないぞと思っていた。4コーナーで2頭が見えなくなって。

 

 ——4コーナーでは勝ったと

 

 菜七子:いや、4コーナーの時点というか、ゴールするまでは勝った実感がなくて。後ろから来ないでくれ!と追ってました。

 

 ——ゴール直後、的場文男騎手とハイタッチを交わしたように見えた

 

 菜七子:「おめでとう、良かったね」と何回も声をかけてくださって。

 

 ——他の騎手と言葉は交わした

 

 菜七子:検量室に戻ってからたくさんの方に「おめでとう」と声をかけていただいた。やっと勝ったんだと。そこで実感が湧きました。

 

 ——同期では1番乗りの勝利

 

 菜七子:本当にうれしいです。同期に負けないという思いでずっとやってきたので、うれしかったです。

 

 ——6Rでも勝利

 

 菜七子:JRAの競走馬で前めの位置で競馬できればと思っていた。浦和コース、馬のことも考えて前めに付けようと決断しました。でも、スタートしてちょっと外から馬が来たときにひるむ面があって。

 

 ——中団の後ろに

 

 菜七子:途中も砂をかぶってひるむ面があったけど、気合を付けたらグッとハミを取ってくれて。3コーナーでハミを取った時に勝てるんじゃないかと。

 

 ——直線は

 

 菜七子:最初は厳しいかなと思ったけど、50メートルぐらいでかわせると思いました。気持ち良くて楽しかったです。

 

 ——逃げと差し、どちらが気持ちいい

 

 菜七子:どちらも勝てたので、どちらも気持ち良かったです(笑い)。

 

 ——7Rの騎乗馬にはかわいいメンコが

 

 菜七子:7Rの馬に乗った時、(調教師の先生と)「お花のメンコがとてもかわいらしいですね」と話しました。本当にかわいくて、馬に乗りながら、メンコをずっと見てました(笑い)。

 

 ——自己最高の1日7鞍に騎乗した

 

 菜七子:特にいつもと気持ちの違いはなかった。一鞍一鞍大切に。勝っても次のレースは違う気持ちでと切り替えることを意識していた。

 

 ——連続騎乗で気持ちは

 

 菜七子:前の日にこの馬はこうだ、と覚えてきて。それをレース前に思い出して乗るようにしています。自分の100%を出しているつもりです。いや、出しています。

 

 ——JRA、地方と数多く乗っている

 

 菜七子:本当にもう感謝の気持ちで、ありがとうございますと。乗せていただいて、たくさんの方に感謝したい。

 

 ——ファンに

 

 菜七子:土日の競馬を頑張りたいと思います。

 

 ——初勝利まで早かった、遅かった

 

 菜七子:早いとも遅いとも思っていない。乗せていただいて、感謝の気持ちだけです。

 

 ——焦りは

 

 菜七子:あんまりなかったですね。

 

 ——ファンへのサインについて

 

 菜七子:根本的なイメージは私が作って、同期に見てもらって、これは違うんじゃないかと考えてもらった。馬のマーク? それは同期の菊沢君ですね。いろんな人にかわいいサインだね、と言ってもらって同期には感謝してます(笑い)。

 

 ——浦和のファンからも大きな声援が

 

 菜七子:本当にみなさんが「菜七子ちゃん、頑張れ」と言ってくださって。本当にうれしい限りです。(初勝利時は)たくさん「おめでとう」と聞こえて正直、それはウルッときました。本当に励みになるし、これからもっと頑張ろうと思いました。