高知の名物実況アナが振り返る「菜七子フィーバー」

2016年03月17日 21時01分

橋口浩二氏

 15日に高知競馬デビューを果たした。16年ぶり7人目のJRA女性ジョッキーとなった藤田菜七子。1994年4月から長く高知競馬の場内実況を担当している名物アナウンサー・橋口浩二氏は、6鞍に騎乗して3着2回が最高だった菜七子のレースをどう見たか? また、武豊・ハルウララ参戦(2004年3月22日)以来全国ニュースとして扱われた“菜七子フィーバー”を振り返った。

 

 ――高知競馬が久々のにぎわい

 

 橋口アナ:競馬メディア以外の方もたくさんいらしていた。ファン層が違ったし、昨年を1000人以上超える入場者数、売り上げ目標額の4億円を上回る6億円超えですからね。ナナコで7億(笑い)とはいかなかったけど、効果は絶大でした。

 

 ――当地初騎乗の感想は

 

 橋口アナ:B級、A級の厳しい競馬が多く、小回りにしては多頭数で4コーナー一団のレースが多かった。その割に流れの中で見せ場をつくったから評価すべきでしょう。2Rで差して3着に来たのは想像以上だったし、力を見せてくれたと思う。

 

 ――場内のムードは

 

 橋口アナ:(菜七子が)先行してオーッ、リードがなくなってアーッていういつもとは違った声援が聞こえた。高い単勝人気は期待の表れ。(上位争いに)持ってくるんじゃないかという雰囲気があるのが新人離れしていてすごい。

 

 ――今後の展望は

 

 橋口アナ:この経験は大きな武器になるし、いい財産。女性騎手の活躍を広げるいい日になったと思う。リーディング上位を争うようになることを期待しています。高知には全日本新人王争覇戦(JRAと地方の新人騎手招待競走)がある。また参戦してほしいですね。