【競馬JAPAN】新旧交代を告げる明け4歳馬に期待の日経新春杯

2016年01月13日 07時00分

 

 有馬記念は、昨夏まで1000万クラスだったゴールドアクターが勝利し、条件クラスから瞬く間にGⅠウイナーの座に駆け上った。長く主役の座にいたゴールドシップも引退し、日本の競馬シーンは新旧交代の時を迎えている。日経新春杯も、新旧交代の流れを加速させるホープが出走する。それが現在3連勝中のシュヴァルグランだ。この馬をデビュー前から期待し、追い続けてきたという某競馬雑誌記者の話だ。

 

「シュヴァルグランは、世界的名血バラードの一族で、半姉にGⅠ2勝のヴィルシーナ、近親にマーティンボロ、フレールジャックら活躍馬もおり、早くから期待していたんですよ。ただデビュー当初はトモが甘く、レースレベルが上がると、序盤から鞍上がしごいてもついていけないケースばかり。それが大きく影響し、最後は伸びてきても届かないというもどかしい競馬が多かったですね。でも元より晩成型と見ていたので、これも想定内でした。最初から菊花賞で狙いたいと思っていた馬ですから。春から夏にかけて休ませたことで馬も成長。休養明け初戦の500万は2着でしたが、次のレースから500万、1000万、1600万と3連勝。それも全て楽勝で、前走のオリオンSは超スローペースにも動じず後方に位置し、直線だけでごぼう抜き。最後はジョッキーが後ろを見る余裕があったほどで、使うたびに強くなっています」

 

 夏の北海道から連勝という点ではゴールドアクターと同じ。3連勝の内容から、菊花賞でも好勝負できたと思えるのだが。

 

「菊花賞の頃は500万を勝ったばかりでしたからね。運が悪かったのは、夏の札幌の休養明け初戦。当たった相手がアルバートですよ。この500万からGⅡまで4連勝した馬ですから2着も仕方がない。500万なんて他にもたくさんあるから、ここを避けていれば楽に勝てたと思いますよ。そうすれば菊花賞にも出られたのではないかと悔まれます。過ぎたことは仕方ありません。3連勝はいずれも時計が速く、内容も文句なし。アルバートやゴールドアクターの連勝時の内容と比較しても劣っていないと思います。今の勢いなら日経新春杯は通過点に過ぎず、GⅠ天皇賞・春も有力でしょう。そこでアルバートを倒してもらいたいですね。それだけの器はあります」

 

 数多くある500万戦の中で、たまたまアルバートと当たった不運はあったが、そこで2着の後は3連勝中。日経新春杯の内容次第では、一気に春競馬の主役の座に登りつめる可能性もある。

 

 明け4歳のホープはシュヴァルグランだけではなく、レーヴミストラルを推す声も多い。

 

「レーヴミストラルは、兄姉が6頭が全てオープン馬。ちなみに半弟のレーヴァテインも、開幕週の中山の新馬で楽勝し、将来を嘱望されている。レーヴミストラル自身は当初体質が弱く、古馬になってからというのが定評だった。それが3歳春にGⅡ青葉賞を勝つんだから、兄姉以上の素質が感じられる。秋は菊花賞が目標だったが、馬に合わせて無理せず回避し、アルゼンチン共和国杯へ。休養明け、初の古馬相手ながらゴールドアクターの3着と善戦し、成長を見せてくれた。それだけに金鯱賞の結果は物足りないと思われるかもしれないが、2000mは短く、展開も合わなかった。それに休養明けの重い馬場で走って反動もあったかもしれない。今回は2400mに距離が延びるし、ハンデも手頃。まだまだ伸びしろを残しており、これからが旬だよ」(関西記者)

 

 晩成型と見られていたシュヴァルグラン、レーヴミストラルが順調に成長し、日経新春杯へ。今回はもちろん、先々まで追いかけたい2頭である。

 

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