大敗ショックなし王道進むアートサハラ

2012年09月27日 14時00分

【地方競馬コラム:地力勝負(南関東編)】

 17日のGⅡセントライト記念でSⅠ羽田盃馬アートサハラ(牡3、大井・荒山勝)は15着に沈んだが、JpnⅠジャパンダートダービー3着後に負った左前脚の大けがを乗り越えての結果だけに陣営にショックの色は見られない。

「中山に到着してからイレ込んじゃって、27キロ減(前走比で10キロ減)。芝がどうこう以前にレース前に終わっていた。それに乗り始めて1か月だったし、JRAで戦うには追い切りが2本足りなかった」と荒山勝調教師は冷静に分析する。

 年内はJpnⅠ・JBCクラシック(11月5日=川崎2100メートル)からGⅠ東京大賞典(12月29日=大井2000メートル)の王道を進む予定。

「1度使って心臓も違うし、これからは調整がしやすいからね。古馬一線級でどれだけやれるか分からないが、来年の肥やしにしたい。無謀と言われるかも知れないが、それだけの器だよ」と力強いコメント。

 南関東だけではなく、今後の地方競馬を代表する名馬への道のりはスタートしたばかりだ。