【競馬JAPAN】千直のスペシャリストを探せ

2015年07月28日 09時00分

 

 新潟の開幕を飾るアイビスサマーダッシュ。1番人気に推されそうなのは、2連覇を目指すセイコーライコウだ。

 

「休養明けから叩き3戦目でアイビスSDのローテーションは、ここ目標をはっきり示すもの。新潟の千直は3戦2勝で、負けたのは休養明けで58キロを背負わされた2走前だけ。前走の函館SS4着の内容を見ても衰えは感じられないし、強い相手のいない今年も好勝負は間違いない」と美浦のTMも自信を持って奨めてきた。他のメンバーを見ると、重賞勝ち馬は5頭。うち4頭は1年以上重賞勝ちはご無沙汰しており、この相手なら8歳でもチャンスはあるだろう。その重賞勝ち馬の中で、唯一1年以内に重賞を勝っているのがリトルゲルダ。昨年の夏から秋にかけて北九州記念、セントウルSと重賞2連勝。香港遠征で大敗すると、その後も6、16、11着と惨敗続きだ。

 

「ここ2戦は馬場が悪かったり、マイルだったりと仕方ない面があるが、それを考慮しても物足りない。デキがもう一つなのか稽古も以前ほどの迫力がない。レース直前にどこまで変わってくるか」(関西専門紙記者)

 

 実績馬が物足りないとなると、狙って面白いのは千直コースの適性が高い馬だ。

 

 

「千直で変わり身が見込めるのはアースソニック。このコースは勝っていないものの3戦して全て3着と馬券圏内。昨年のアイビスSDもセイコーライコウから0・1秒差の3着。今年もセイコーライコウが有力なら、当然この馬もチャンスはある。普段はかかる馬が、1000mだと追っつけて行くくらい。こういう競馬のほうが合っている」

 

 一時はスランプ状態が続いたが、ここ2戦は3、2着と調子を上げての千直コースで、陣営も力が入っているようだ。

 

 同じように千直で大変身を期待するのが2頭いる。

 

「フレイムヘイローはマイル戦で大敗続きでしたが、初めて使った千直の韋駄天Sで15番人気ながら快勝。マイルから1000mと全く違うレースになって変わるのですから、よほど適性が合っているのでしょう。前走の1200m戦大敗を度外視して狙いたいです。

 

 もう一頭はサカジロロイヤル。韋駄天Sでは大敗しましたが、その前は千直を2戦して2着2回。馬自体は2走前にオープン特別を勝ったように力をつけています。前走千直大敗で人気が落ちるなら逆に面白いです」(競馬専門誌記者)

 

 その他では千直に疑問の馬が多い。「1200より1400のほうがいいのに千直では?」というエーシントップ。「1000では脚が溜まらない」というマコトナワラタナあたりは厳しそうである。

 

 アイビスSDは短距離路線の中でも独立したレース。千直適性のあるセイコーライコウを中心に、アースソニック、フレイムヘイロー、サカジロロイヤルに注目したい。

 

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