【競馬JAPAN】ベテラン勢が主力の中京記念

2015年07月22日 07時00分

 

 ここ3年の3連単の配当が23万円、36万円、42万円と波乱が連発している中京記念。波乱の立役者になっているのがベテラン勢で、一昨年はフラガラッハ、ミッキードリーム、リルダヴァルと6歳勢が上位を独占。昨年も6歳のサダムパテックが勝ち、7歳のミッキードリームが2着と、キャリアのある馬が波乱を呼んでいる。そんな傾向もあってか、今年の中京記念もベテラン勢に注目が集まる。

 

 注目が集まるのは、2年連続2着のミッキードリーム。トレセンでは、「さすがに8歳になって、もう厳しい」という声をたくさん聞いたが、昨年は11番人気、一昨年は13番人気だったように、どちらも近走成績が平凡な状況で巻き返している。今年もヒモには加えておきたいところだ。

 

 好走が多い6歳馬組では、ダローネガの評価が上がってきている。

 

「格上げ初戦だが、元はオープンでやっていたので格負けはしない。しかも1600万で連続2着したときの勝ち馬はヴァンセンヌとサトノアラジンだから、すでにオープンクラスの馬と好勝負していたと言っていい。今回は久々だが十分乗りこんでいるし、この馬自身鉄砲も効く馬。時計がかかりだした中京の馬場もプラスになる」(栗東記者)

 

 別の記者は、同じ6歳馬のオリービンを挙げる。

 

「一時は大敗も続いたが、前走の米子S2着でようやく復調してきた。今週は坂路で一番時計を出したように調子は頗るいいし、坂があってパワーの要る馬場は合う。昨年の中京記念は5着も勝ち馬からコンマ2秒差と大きく負けていないし、その後もポートアイランドS1着、米子S2着とマイルでは崩れていない。近走の不振は距離もあったんじゃないか」 と話す。ちなみに同厩のレッドアリオンは5歳だが、こちらもチャンスはあると言う。

 

「クラレント、リディルの弟という背景から期待は高かったが、なかなか思ったほどの結果が出なかった。今年に入ってマイラーズCを勝ち、ようやく期待に結果が追いついてきた。安田記念も8着だが、それほど大きく負けたわけじゃないし、メンバーが一気に落ちた中京記念はチャンスがあると思う。このコースは3歳時に一戦(フローラルウォーク賞)のみだが、このレースが物凄く強くてレッドアリオンの名を高めるレースになった。きっと中京マイルは合うと思う」

 

 ベテラン有利の傾向に、5歳馬のレッドアリオンがどこまで食い込んでくるか。

 

 もう一度ベテラン勢に目を向けると、最後に名が挙がってきたのが6歳のカレンブラックヒルだ。

 

「NHKマイルCや毎日王冠など5連勝した時期に比べると劣るのは仕方ありませんが、まだまだ終わったわけじゃない。今年に入って小倉大賞典は58キロを背負いながら勝っているし、安田記念は先行せずに中団からの競馬になりながら、勝ち馬からコンマ5秒差は健闘です。1週前の調教を見ても好調ですし、最終週の中京の馬場もプラスになる。先行しても差してもOKの今なら、今年2つめの重賞勝ちもあります」(競馬専門誌記者)

 

 中京記念大波乱の原動力となっているベテラン勢。今年はミッキードリーム、ダローネガ、オリービン、カレンブラックヒルあたりが狙い目となりそうだ。

 

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