【競馬JAPAN】左回りのダート1400mの舞台が重要なプロキオンS

2015年07月07日 10時00分

 

 GⅠレースと違い、夏のGⅢ重賞ともなると、「大勝負」なんて言ったら大袈裟にとられてしまいそうである。だが馬の適性がベストな舞台ならば、そこがGⅢでも大勝負という馬は出てくる。

 

 プロキオンSは、左回りダート1400mのコース。この舞台に合わせて勝負を賭けてくる馬が例年以上に目立つのが、今年のプロキオンSなのだ。

 

「能力も適性もエアハリファが上だろう。アクシデントがあって目標のフェブラリーSを使えなかったが、このレースで復帰。状態を整え、このレースを待っての復帰だから仕上がりはいいよ。元は1800mを中心に走っていたが、距離短縮して1400mは2戦2勝、左回りも5戦3勝2着2回と全て連対しているし、左の1400mは根岸Sを強い競馬で勝っているからね。中京は初めてだけど、初コースでどうこうというタイプじゃないから大丈夫。それ以上に左回りの1400mのプラス面が大きい」(関西系競馬評論家)

 

 ならばエアハリファで堅く思えるが、どうやら他にもコース適性でプロキオンS勝負は多いようだ。

 

 

「レッドアルヴィスは、ここまで13戦中10戦を左回りで走っているし、1400mも2戦2勝と合っている。この前の欅Sが、初めての左回りのダート1400mだったが、完全な楽勝。あの勝ち方を見ると、ここがベストと思える。斤量も57キロから56キロになるし、陣営もいい勝負になると自信を持っているよ。ベストウォーリアは昨年の覇者だから、ここに勝負をかけてくるのは当然。1400は4戦2勝で、プロキオンS勝ちの他に、すばるSでレコード勝ちもある。地方競馬を含めてもキャリアのほとんどが左回りというのは、レッドアルヴィスと同じ」(関西記者)

 

 回り関係なく、1400mへの適性で目立つのはコーリンベリーだ。

 

「1400mは6戦4勝2着1回と安定しています。唯一大敗したのが昨年のプロキオンSですが、この頃は逃げないと駄目だった。今は抑えて好位差しもできるようになり、この形で2戦前のコーラルSを楽勝しています。逃げてもいいし、ハイペースなら抑える競馬もできる。昨年大敗時のコーリンベリーと同じと思っていけません。それからタガノトネールも侮れません。ここ2年の1400mの成績は7戦3勝、2着3回3着1回と、全て馬券圏内です。2戦前の京葉S大敗でオープンでは足りないと見ている関係者もいるようですが、そこは1200m。前走1400m戦に出たら、あっさりオープンクラス2戦目で快勝しています。前走勝利時の川田騎手が福島でグランデッツァに騎乗で乗れないようですが、代わりに騎乗が秋山騎手。こちらはグランデッツァの元主戦ジョッキーで、力が入るところです」(競馬専門誌記者)

 

 タガノトネールあたりは穴で面白いが、同じように穴馬で狙えそうなのが昨年2着のキョウワダッフィーである。

 

「この馬もデビュー以来、1400mで15戦し掲示板を外したことが無い安定株。もとは馬券圏内すらはずしたことが無かったが、最近は58キロを背負うことが多く、1400m戦でも最近は3着に入れないことがある。ただ今回は58キロから56キロと斤量が2キロ減る。56なら根岸Sでも少差の競馬をしているから、この相手でも見劣りしない」(栗東記者)

 

 実績馬ではワイドバッハも忘れてはならない。

 

「アンタレスSの1800mは距離が長く参考外。1400mへの距離短縮で再評価は必要だ。ただ2戦前の1400mの黒船賞は1番人気で5着。コースが合わなかった面もあるが、タガノジンガロ、ジョーメテオの地方勢に先着を許したのは不満」(関西記者)と、こちらは微妙な評価。

 

 いずれにしても1400m、更に左回りを意識して勝負に出てくる馬が多く、かなり激しいレースになりそうなプロキオンS。しかも別定戦となると、実績のない馬には厳しい一戦か。馬券は、コース、距離実績を中心に練るのが得策のようだ。

 

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