安田記念ズバリ的中!清水成駿&虎石記者 師弟が宝塚記念で激論

2015年06月24日 21時33分

虎石記者(左)と清水成駿

 安田記念的中後、英気を養った「馬單三國志」清水成駿が、満を持して第56回宝塚記念(28日=阪神芝内2200メートル)での復帰を宣言。一方、虎石晃記者は馬単2万9240円の大波乱となった先週の函館スプリントSを的中させるなど、尊敬してやまない師匠不在の穴を埋める活躍を見せた。そう、ここに実現した「師弟対決」第3弾は究極の当たり屋同士がしのぎを削る、まさにドリームマッチだ。

 虎石:★モーリス→◎ヴァンセンヌで的中させた安田記念はお見事でした。僕の◎クラレントも頑張ってはくれましたけど、2頭には及ばず3着止まり…。あんなに難しいGIを当てるなんて、さすがは我が師匠です。

 清水:はあ? いつの話をしてるんだ。安田のことなんてもう忘れたよ。余韻に浸る時間は俺にはない。常に先を見ないとな。

 虎石:出ましたね。プロ過ぎるお言葉が。実は僕もそんな気分なんですよ。この2週間で何十レースも勝負してましたから。安田記念(の複勝、ワイド)でささやかに儲けたお金はどこへいったのやら。師匠はかなり儲けたんじゃないですか?

 清水:だから安田はもう忘れたって言っただろ。実はまあ、あんまり儲けて…いや、ほとんど儲けてないな(笑い)。競馬は大本線で決まってくれないと大儲けしにくいもんだろ。

 虎石:確かにそうですよね。僕は先週の函館スプリントSが悔しくて悔しくて…。せっかく▲ティーハーフ→◎アースソニックで大万馬券を的中させたのに、アースソニックが大外枠に入ってしまったから、賭け金を大幅に減らしてしまって。あんまり儲けられなかったんですよね。

 清水:いやいや、あの難しいレースを当てたのは立派だな。しかし、函館SSの勝ちタイムは(同週の)500万2戦と同じだった。函館の芝は速いのか、遅いのか、なんだか分からんな。

 虎石:そうなんですよ。今のところは大枚勝負ができない状況です。逆に宝塚記念が行われる阪神は例年通り、時計がかかりだしましたよね。

 清水:いつものことだけど、宝塚記念は天候と馬場の絡みが何より重要だ。この時期は天気が崩れがちだからな。

 虎石:天気は直前までしっかりチェックするとして…。横山典で天皇賞・春を勝ってきたゴールドシップはどう見ていますか?

 清水:1週前(17日)はノリがまたがって長めから単走で追い切った(栗東ウッド6ハロン79・2—12・5秒)。いい感じに見えたし、もう併せ馬をしなくていいくらいに体は仕上がっているな。

 虎石:なら素直に本命ですね。

 清水:いや、この馬ははなっから対抗と決めている。上半期の古馬王道路線は一貫性を持ったローテーションが取りにくい。阪神大賞典→天皇賞・春と使ってきて宝塚記念。一気に距離が短くなるのは嫌な材料だろ。まあ過去2年は春天敗戦後に巻き返したわけだが、勝って当然というときにポカをやるのがゴールドシップの特徴でもあるからな。付け入るスキはあるんじゃないか。ゴールドシップに勝てる馬を探すのが今年のオレのテーマだ。

 虎石:僕には鞍上良し、コース良し、荒れ馬場良し…ゴールドシップにはいいことずくめに映りますけど。魅せる予想を何より大事にする師匠のこと、ファンサービスでゴールドシップの評価を下げてくれてるんじゃないですか?

 清水:いや、それは違うぞ。前走の春天だってノリのファインプレーでつかんだ勝利。途中から大胆に動いてゴールドシップ向きの消耗戦に持ち込んだ。あんな乗り方ができるジョッキーは今どきいない。ただ、勝って当然のときに限って危ないのは馬だけでなく人も…。基本的に人馬ともに一発屋だからな。

 虎石:確かに(笑い)。ただ、いざゴールドシップを負かせる馬は?ってなると…。

 清水:ラキシスは可能性があるんじゃないか。昨年の有馬記念は6着とはいえ、3着のゴールドシップとは0秒1差。使うごとに馬体に厚みが増してきているし、今回はさらに良くなってくるんじゃないかな。使われている距離に一貫性があるのもセールスポイント。宝塚記念を最大目標にしていたかのようだからな。

 虎石:宝塚記念はエアグルーヴ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ…名牝と呼ばれる馬でもコロッと負けてきたように牝馬劣勢のGI。そんなレースを狙う牝馬は異色ですよね。よくよく見たらラキシスは全13戦中7戦で2200メートルを使っているんですね。師匠が言う通り、デビューした時から宝塚記念を取りにきている感じです。恐るべし、角居厩舎(笑い)。

 清水:牝馬同士とはいえ、この距離のGIエリザベス女王杯を勝っているし、道悪もうまい。正攻法で勝ちにいけるほど強いかどうかは分からないが、一発の可能性は十分ある。

 虎石:ラキシスが好勝負可能と判断すると、そのエリザベス女王杯でクビ差の接戦を演じたヌーヴォレコルトも浮上してくるのでは?

 清水:あまり調子が上がってきてないだろ。そもそも前走のヴィクトリアマイル(6着)が不可解な負け方。一変までは厳しいんじゃないかな。ワンアンドオンリーも1週前追い切り(17日=栗東坂路4ハロン54・5—13・1秒)がひと息。ダービーのころの迫力がない。菊花賞勝ち以来となるトーホウジャッカルもさすがに甘くはないだろ。

 虎石:なんだか今年の宝塚記念はラキシスとゴールドシップで決まる気もしてきましたけど、実は“3頭立て”が僕の見立て。ラキシスの陰に隠れた角居厩舎の阪神巧者に一票を投じるつもりです。

 清水:続きは確定面のコラムでってか? 弟子のクセに生意気なフリだな(笑い)。まあ、恥かかないように頑張れや。