後藤騎手の死に悲しみの声 西園調教師「また頼むつもりでいた」

2015年02月28日 16時00分

 JRAのトップジョッキー、後藤浩輝騎手(ごとう・ひろき、40=美浦・フリー)が27日に茨城県阿見町の自宅で首をつって死亡しているのが発見された。

 後藤騎手の最後の勝利となった22日の京都9R宇治川特別・フロアクラフトを管理する西園調教師は「勝って写真を撮った後に「この馬は左にもたれるから左回りの方がもっといいですよ。東京で使う時はお願いします」と言ってくれたから、また頼むつもりでいたんだよ。何の気配もなかったし、まさかこれが最後の勝ち鞍になるとは…。シゲルスダチ(12年NHKマイルCに同騎手が騎乗し落馬、大ケガを負った)が死んだ後すぐに電話をしてきてなあ。そんなに早くスダチの後を追いかけていかなくても…。とにかく残念でならない。お悔やみ申し上げます」と話した。

 藤沢和調教師「突然のことで驚いている。ウチでよく調教を手伝ってもらっていたが、特に落ち込んでいるとか変わった様子はなかった。今週も競馬に騎乗すると聞いていたんだが…」

 橋口調教師「ローズキングダムのダービー2着の時にみせた悔しそうな表情が最も印象に残っている。騎乗技術はもちろんだが、ファンを大事にする姿勢も素晴らしかった。本当に好感のもてる男だった」

 藤原英調教師「先日も一緒に食事をしたばかりなんだが…。ジョッキーというのは常に命をかけて競馬に乗っている。そこには普通に暮らしていては考えられないようなプレッシャーもあるんだろう。とにかく残念だ」