【競馬JAPAN】ベテラン騎手が腕を見せたフェブラリーS。しかし問題も

2015年02月26日 13時00分

 

 今年のフェブラリーSはホッコータルマエが回避したため、コパノリッキー1強ムード。とはいえ、コパノリッキー自身も先行馬の割にスタートがうまくなく、チャレンジCは後手を踏んで大敗している。それだけに注目はスタートだったのだが…。まさかのコーリンベリー出遅れ。穴党ファンは、コーリンベリーがどこまでコパノリッキーを乱すかに期待していたのだが、これでアウト。ただコパノリッキーも不安視された通りスタートは良くなく、4番枠を考えるとチャレンジCの二の舞も考えられた。そこは天才武豊騎手。気合をつけて位置を取りに行き、外からアドマイヤロイヤルが競り掛けてくると、慌てずこれを先にやり、スンナリと2番手につけ落ち着いてレースを進める。こうなると、もはや怖いものなし。直線は昨年同様、二段目のギアを入れると後続を引き離し、着差以上の強さで史上初の2連覇を達成した。

 

 2着は、ここ2戦落鉄に泣いたインカンテーションが好位から伸びて2着。3着にはベストウォーリアが入線した。

 

「コパノリッキーは武豊騎手になって更に安定感が増している。今回もスタートが良くなく、前に行ったら今度は他馬がハナを主張する。普通の騎手なら焦ってしまうが、武騎手は2つの苦難にも落ち着いてベストな対応を取った。コパノリッキーは武豊騎手とのコンビで、鬼に金棒状態。この後も大活躍を期待できる。

 

 インカンテーションは、大野騎手から内田博騎手に乗り替わり。落鉄の影響もあっただろうが、近走は折り合いを気にしてか抑え過ぎるようにも見え、消化不良の内容だった。今回は積極的に好位置で競馬を進め、早めに抜け出したのが2着入線に繋がった。内田騎手が追えるからこその強気な競馬だね」(競馬専門誌記者)

 

 GⅠではベテラン騎手の存在が大きいことを改めて認識させられたが、こんな声があることも事実だ。

 

「コパノリッキーは田辺騎手、インカンテーションは大野騎手と、これからが期待される騎手が騎乗していたが、大舞台で乗り替わり(コパノリッキーは本番を見据え前走から)。そこには騎乗ミスなど理由はあるのだろうが、実績の少ない騎手は、どうしても一つのミスが大きく取り上げられる。そのたびに騎手変更させられては、若手はなかなか育たない」(関西記者)

 

 ここには出てこなかったが、ダートGⅠ馬ニホンピロアワーズも、長く主戦を務めてきた酒井学騎手から、東海Sでは和田騎手に乗り替わった。

 

 3月からデムーロ、ルメール騎手が日本を主戦にするため、多くの馬がこの2人に乗り替わるだろう。中堅以下の騎手にとって、ますます厳しい局面になりそうである。

 

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