【競馬JAPAN】紅一点ルージュバックの前に、良血牡馬陣もお手上げ

2015年02月13日 08時01分

 少頭数ながら、大物の呼び声高い関東の牝馬ルージュバックと、関西の良血牡馬陣が出走し注目を集めたきさらぎ賞。結果はルージュバックの独壇場。オルフェーヴルの全弟アッシュゴールド、スイープトウショウの仔レガッタ、ポルトフィーノの仔ポルトドートウィユ、昨年の覇者トーセンスターダムの半弟ネオスターダムと、ズラリと並んだ良血牡馬勢は何の抵抗もできずに揃って完敗となった。

 

「完歩が大きいうえに回転も速い。フットワークが他の馬とは段違いだ。エンジンがかかってからの加速力も素晴らしく、牡馬を含めても1、2の存在じゃないかな。長距離輸送で前走よりフックラしたところが無くなっていたが、本番まで間隔が開けられるから大丈夫だろう。牝馬路線に向かうなら敵無しだ」(関西記者)

 

 レース後は報道陣の間でも、「牡馬路線に行くのか?」、「ダービーの登録はしていないらしい」など、先を見据えた情報収集が活発になっていたが、現状では桜花賞へ向かう可能性が高いようだ。牡馬勢はひとまずホッとしていることだろう。

 

 さて完敗した牡馬勢だが、完成度が低い馬もおり、先へ向けて明るい陣営も多かった。

 

「2着のポルトドートウィユは最後は突き放されたけど、一時はルージュバックに並びかけて見せ場をつくったし、勝ちに行ってしっかり2着に粘ったように渋とさも見せた。まだ馬体は緩いし、鞍上の武豊騎手が話していたように、伸びしろは大きい。

 

 3着のアッシュゴールドも馬体が少しずつ増え、筋肉の付き方が兄のオルフェーヴルに似てきた。馬体からは独特のオーラが感じられ、馬を見ると馬券を買いたくなる。兄のオルフェーヴルも同じようにきさらぎ賞3着。アッシュゴールドもこれからが本番だな」(関西記者)

 

 今回は完敗したポルトドートウィユ、アッシュゴールドだが、関係者間の評価から先は明るいと見て良さそうだ。

 

 東京新聞杯は、日中の雨で馬場が緩くなり、結果にも大きく影響した。これを味方にしたのがヴァンセンヌだ。

 

「瞬発力では他の有力馬に適わないと思ったが、雨のせいでエキストラエンドやサトノギャラントらが不利になったのは大きかった。こちらは前走、前々走と時計のかかる馬場で勝っているからね。これで安田記念へ向けて前進だが、あとは高いレベルのスピード競馬で結果を残せるか。まあ安田記念は時期的なこともあって重い馬場になることも多いから、この馬向きの舞台になるかもしれないけどね」(関東記者)

 

 2着にはアルフレードが入線。忘れている人もいるかもしれないが、GⅠ(朝日杯FS)ウイナーである。

 

「ここ2戦は終いにいい脚を使い、復調気配は見せていた。ただ会員さん(同馬はクラブ馬)の話だと、550キロの馬体は重く、脚の負担を考えると、まだまだ思い切った調教ができていないらしい。もう少し絞れて調教もしっかりできれば、もっと走れるということ。今回の2着を馬場のおかげとフロック視しないほうがいい」(競馬専門誌記者)

 

 アルフレードの次走以降は、調教内容と当日の馬体重を見て馬券は考えたい。

 

 惜しかったのはフルーキー。内に突っ込んだが、勝負所で行き脚を無くす不利。最後は一番伸びていただけに惜しまれる。エキストラエンド、サトノギャラントは馬場が敗因で、今回の結果は度外視していいだろう。

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