【競馬JAPAN】まだまだいるキャロットFの有力候補

2015年02月13日 08時00分

 

 昨年馬主ランキングでトップだったキャロットF。ハープスター、エピファネイアを中心に多くの活躍馬を出し、最も勢いのあるクラブである。

 

「社台のクラブと言えばサンデーRか社台RH。これらは口数が40口で、一口の値段が高い。それに比べキャロットのほうは400口で一口の値段が安い。だからサンデーRや社台RHの馬より一段下に見ている人もいた」(競馬専門誌記者)

 

 そんな見方を覆したのが、最近のキャロットFだ。中には「たまたま今だけ」という関係者もいるが、今年の3歳世代もホープフルSを勝ったシャイニングレイのほか、アヴニールマルシェ、先月の若駒Sを快勝したアダムスブリッジと牡馬クラシック候補がズラリ。そして先週はきさらぎ賞で牝馬のルージュバックが圧勝。この陰に隠れてしまったが、土曜日のエルフィンSでは良血クルミナルが差し切り。どちらも無敗のままクラシック戦線に突入しようとしている。

 

 マイル路線にも、4戦2勝2着2回のサフィロスが控える。カンナSは不利がありながら差し切り。京王杯2歳Sはスロペースでセカンドテーブルの逃げ切りを許したが、ニシノアッシュ(先日のクロッカスS快勝)には差し比べで先着して2着を確保。NHKマイルCの有力候補に数えられている。

 

 牡馬牝馬ともに有力馬を抱え、今年の3歳世代もキャロットが中心になりそうな雰囲気。こうなると、まだまだ隠し玉がいるんじゃないのか? このあたりの事情に詳しい記者に話を聞いた。

 

「これからクラシック戦線に間に合うかは微妙だが、覚えていて損の無い馬はいる。復帰戦が楽しみなのはサンマルティンだ。夏の新潟の新馬戦で、残り1~2Fを10秒3の高速ラップをマークして快勝。瞬発力勝負が苦手と言われていたハービンジャー産駒の不安を払拭したレースで、大きな期待を持ったよ。このあたりは母のディアデラノビア、姉のディアデラマドレに通ずるところがある。その後爪を傷めて長く休養したが、今は美浦に戻って調整している。馬を大事に大事に使う国枝厩舎だから、出てくるときは万全と見ていいんじゃないか。新潟戦で見せた脚が本物か。血統的には当たりと見ているけどね。それからストレンジクォーク。この馬は有馬記念と同じ日の未勝利戦を勝ったのだが、その勝ちタイムが同じ日、同じコースで行われたホープフルSとほぼ変わらず、上がり3Fは勝ち馬シャイニングレイより速かった。血統が地味なので目立たないが、そのぶん人気になりにくいから、この馬は覚えておいたほうがいい。それから未勝利組ではイルミリオーネ。デビュー戦はレガッタの2着だったが、当日の馬場やレース展開から、この馬も勝ち馬に負けない好内容だった。これも復帰したら楽しみな一頭。最後にレアリスタ。本来なら2月の東京でデビュー予定だったが、この馬も爪の不安で休養。復帰は暖かくなってからだろう。1月の調教では、新馬勝ちしたウィズレヴェランスを煽っていたし、兄はリアルインパクトという良血。これは先々まで楽しみだから、デビューが待ち遠しい」

 

 今後もキャロットFは、ますます注目していく必要がありそうだ。

 

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