【AJCC】須貝調教師が明かすゴールドシップ極寒始動の真意

2015年01月22日 20時00分

極寒始動のゴールドシップ

 【AJCC】現在JRA開催は“冬モード”。2月22日のフェブラリーSまでGIレースは組まれていないが、日曜(25日)中山メーン、GIIアメリカジョッキークラブカップ(芝外2200メートル)には超大物がエントリーしてきた。2014年最終決戦・有馬記念で0秒1差3着のゴールドシップ(牡6・須貝)だ。昨今、古馬中長距離部門では超一流の冬シーズン出走は例が少ないが、GI・5勝馬をあえて(?)極寒期に復帰させる真意は…管理者・須貝尚介調教師(48)に今年の展望を語ってもらった。

 ――まずは前走の有馬記念(3着)を振り返ってください

 須貝:(GIとしてはペースが遅くなって)ジェンティルドンナが勝つ競馬をしたということだろうね。ゴールドシップにとっては決して得意ではない流れになったけど、外枠(14番)から終始外を回ってしまい伸びてきたのだから力は見せてくれた。

 ――GI・5勝馬が異例ともいえる1月からの始動になりました

 須貝:有馬記念を使ってからすこぶる具合がいいんだよね。今の状態なら放牧に出して休ませるよりもレースを使ったほうがいいと判断して出走を決めた。ファンがゴールドシップの走りを楽しみにしてくれているなら、それはとてもありがたいことだね。

 ――1週前は体調の良さを物語るように栗東ウッドで6ハロン77秒台の破格の時計をマーク

 須貝:今の時期は馬場が重たいので普通では考えられないくらいの数字が出た。追ってからの反応も良かったし、元気いっぱいでめちゃくちゃ調子がいい。6歳になったけど、さらにパワーアップしてきた感じ。稽古を見ていても走りたくてうずうずしているね。

 ――今年の具体的なプランは決まっているのですか

 須貝:春に関しては宝塚記念(6月28日=阪神芝内2200メートル)の3連覇を最大目標にしている。宝塚記念がピークになるように調整していくことになる(阪神大賞典=3月22日→天皇賞・春=5月3日のステップが有力)。

 ――最後に今回のレースへ向けて意気込みを

 須貝:中山は皐月賞、有馬記念を勝っているコースでとにかく相性がいい(2勝、3着2回)。今回は別定戦でこの馬は58キロで出走できて他馬との斤量差もないからね。今回は自分で競馬をつくってもいいくらいの気持ちでいる。GIIにはなるけど、この馬の走りをファンに見せて好スタートを切りたいね。