【競馬JAPAN】オークス路線なら面白そうなローデッド

2015年01月16日 06時01分

 

 シンザン記念、フェアリーSと2歳重賞が二つ行われた先週。どちらも本命不在と言われる混戦模様だったが、結果も前評判を表すものだった。

 

 シンザン記念は、有力馬が外枠に集中。そのためレンイングランド、サトノフラムら内枠を引いた先行勢にも注目が集まったのだが、終わってみれば7、8枠の4頭が揃ってゴールに突進。この4頭による接戦を、わずかにグァンチャーレが制した。

 

「出遅れ癖に折り合い難、最近はソエに悩まされるなど、問題が多かった馬。そんな状況でも前走の東京スポーツ杯では、前が壁になって全力を出せないながら勝ち馬からコンマ3秒差だったように力のある馬。今回はソエも目立たず、折り合い面の不安も武豊騎手がうまく我慢させていた。前走後、すぐに次の騎乗を希望していただけあって、本人も気合が入っていたのだろう」(関西TM)

 

 ただ2着以降も差は無く、グァンチャーレが抜けていた結果では無い。上位では、どの馬が次走以降狙い目となるのか。

 

「2着のロードフェリーチェも出遅れたり、かかったりと荒削りの馬だが、直線の伸びは目を引いた。エンジンがかかるまで時間がかかるが、使える脚は長そうなので距離が伸びても大丈夫。

 

 この馬以上にエンジンのかかりが鈍いのがダッシングブレイズ。スタート後も行き脚が付かず後方になり、直線も本当にいい脚を見せたのはゴール直前。初戦の新馬が強かったが、あのときのように長い直線で坂のあるコースのほうがいいだろう」(関西専門紙記者)

 

 ロードフェリーチェ、ダッシングブレイズは、距離延長、直線の長いコースでもう一度狙いたい。

 

 フェアリーSのほうは、人気薄のノットフォーマルが逃げ切り。良血の人気馬カービングパス、コートシャルマンらが馬券圏内に入れなかったため、3連単は40万を超える大波乱となった。

 

「きんもくせい特別こそ3着だが、他の近走は凡走。先に行けばしぶとく粘る脚があるのに、なぜか脚を溜める競馬ばかり。これでは、この馬の良さ出ない。未勝利戦を5馬身差で勝ち、クローバー賞でトーセンラークの2着だったころは先行して粘る競馬をしていたのだが、その時に騎乗していた黛騎手に戻ったのは大きかった。しっかり好枠を生かして逃げる策。これができれば、今回の結果は不思議ない。もちろんレースレベルに恵まれたこともあるが、この時期の牝馬重賞はこうした内容のレースも多いから、先に行けるだけでアドバンテージになる。人気になるタイプじゃないから、この先もマークが薄くなる可能性も高い。ただの一発屋と思わないほうがいい」(競馬専門誌記者)

 

 波乱の要因となった人気勢の敗退。敗因はどこにあるのか。

 

「テンダリーヴォイスは、赤松賞が先行して2着。1番枠を引いたのだから前走同様前につけると思ったのだが、中団以降から進め、脚を余す形で3着。ちょっと勿体ないレースだった。次走クイーンCに出れば巻き返しはある。

 

 3着のコートシャルマンは絶好位にいての4着で、かなり物足りない内容。フラットな京都コースのほうがいい。

 

 1番人気で惨敗のカービングパスは、確かに直線で前が壁になったが、狭いスペースに先にテンダリーヴォイスに入られたように、この時点で負けている。恐らく不利が無くても、掲示板が精一杯くらいのものだろう。まだまだ体質が弱く、強い調教をできない現状で、他の馬よりも馬体が緩い。本格化はまだ先だろう」(雑誌記者)

 

 人気勢は、テンダリーヴォイス以外は巻き返しは厳しい状況。このメンバーで次走以降も面白いのは、どの馬なのか。関係者の中で評価が高かったのはローデッドだ。

 

 「中京2000mをレコード勝ちして、今度は中山マイル。果たして適性が合うか微妙な上に、外枠。この状況を覆しての2着は内容十分だ。オースミハルカ、オースミグラスワンの半妹という背景から伸びしろもあるし、距離も伸びたほうが良さそう。桜花賞よりオークス向きだし、その前のフラワーCやフローラSに出走なら、かなり有力。まずは桜花賞に行ってしまうと思うが」(雑誌記者)と、桜花賞よりオークス路線に絞ったほうが面白そうな馬である。

 

 重賞以外のレースで目立ったのは、京都芝1800mの新馬戦。ディープインパクト産駒のキロハナが評判通りの快勝。小柄だが、皮膚の薄いところは父にソックリ。クラシック路線に乗ってほしい逸材だ。

 

 月曜日の京都2200m未勝利戦を勝ったショウボードも、楽しみな一頭。はち切れんばかりの張りのある馬体で、弾むようなフットワークが豪快な末脚を生み出している。上へ行っても十分通用する。

 

 短距離戦では、朱竹賞を勝ったビヨンジオール。2戦続けて後方から大外をまわっての差し切りで、着差以上に強い内容。まだまだ上を目指せる器で、いずれは短距離重賞を狙える馬だ。

 

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