年男・高倉稜騎手 24歳は勝負イヤーだ!

2015年01月01日 16時00分

ひつじ年のエースは高倉だ!

 ルーキーイヤーの2010年に37勝を挙げてJRA賞(最多勝利新人騎手)、フェアプレー賞、中央競馬関西放送記者クラブ賞…タイトルを総なめにして1年目から大活躍した高倉稜。

 

 フラガラッハに代表されるように後方一気の思い切った騎乗スタイルも目立ち、度胸満点でデビュー時からイケメンでありながら玄人受けもする有望株だった。

 

 2年目には40勝を挙げるなど将来を嘱望されたが、14年は伸び悩んでデビュー5年目にして過去最低の成績(14勝)。

 

「特にこれがという要因はなかったけど、14年は成績を残せなかった。デビューした時からひとつでも多く勝ちたいという意識は持っているし、まずは人馬ともにケガがないのを優先して競馬に臨んでいる」と本人に焦りはない。

 

 15年シーズンは年男として臨む勝負イヤー。

 

「こうして声をかけてもらって、注目されたんだから頑張りたい。具体的な数字の目標は決めていないけど、もちろんひとつでも多く勝ちたい。そのためにも馬のリズムを大事にして騎乗するように心がけている。3年目くらいから周りの状況もしっかり見られるようになってきた。走るのは馬だし、ボクはリズムを崩さずにゴールまでエスコートするだけです」

 

 謙虚な言葉が並んだが、秘めた意欲を感じさせる口ぶりでひつじ年を語った。

 

 JRA騎手1次試験に合格したM・デムーロ、ルメール、そして短期免許の外国人騎手の参戦もあって若手はこれまで以上に苦境に立たされる可能性が高いが、高倉の競馬に対するひたむきな姿勢を見れば必ずや、その努力が結果として報われる日が来るはずだ。