2015年本紙「栗東」担当記者のイチオシは?

2015年01月01日 16時00分

高橋義忠調教師

 2015年はこの人に注目――。栗東トレセンに張りつき一年を通して最前線で取材を続ける中央競馬担当記者がひつじ年に羽ばたく「人」を厳選してお届けする。取材者が肌で感じた“オススメ・キーマン”にご注目を。

 

★難波田忠雄記者=庄野靖志調教師(44):14年は13年の22勝を大幅に上回る30勝をマークした。中でも2歳馬が数多く勝ち上がり、15年シーズンはクラシックを見据えるスワーヴジョージなど、楽しみな駒が揃っている。

 

 じっくりと時間をかけて調整しているので故障が少なく、馬房の回転効率も良くなってきたのが大躍進の要因。GIチャンピオンズC=6着のワイドバッハなど古馬勢の活躍も期待できるだけに、15年はさらなる飛躍を成し遂げそうだ。

 

★清水友哉記者=高橋義忠調教師(45):年間20勝だった13年から、14年は31勝と勝ち星を積み上げた。中身も濃く、クリノスターオー(平安S&シリウスS)、サンレイデューク(東京ハイジャンプ)で平地&障害の重賞制覇も果たした。

 

 15年はさらに楽しみな馬がいる。東スポ杯2歳Sで2番人気(5着)に推されたクラージュシチーは京成杯から始動予定で、条件クラスにも勝利待ち状態の馬がたくさんいる。全国リーディングベスト10入りも十分にあるだろう。

 

★石川吉行記者=飯田祐&中内田厩舎:大いなる希望をもって14年3月に開業した両厩舎。ここまでは順調に成績を伸ばしているように見えるが、飯田祐厩舎(7勝)は先代から引き継いだメイショウマンボの調整に試行錯誤を重ね、中内田厩舎(7勝)も1番人気で勝ち損じるケースが多く、順風満帆の船出ではなかった。

 

 しかし、敗戦の中にこそ見える光がある。基盤作りの10か月は未来への大きな糧になると信じ…2年目の飛躍を注目したい。

 

★西谷哲生記者=高橋亮調教師(36):14年7月のCBC賞(トーホウアマポーラ)で待望の重賞初制覇、開業2年目で21勝と大躍進を遂げた。管理馬のラインアップも年々充実してきてさらなるステップアップを狙う15年はまさに勝負の年だ。

 

 記者が特に注目しているのは、ステイゴールド産駒ドラゴンマジック(12年生まれ)。14年11月の前走で未勝利を勝ち上がったばかりだが「先々は必ず走ってきますよ」(喜多助手)と陣営の期待は相当高い。競馬界を盛り上げる若手トレーナーとともに、ぜひ覚えておいてほしい一頭だ。