【ジャパンC】1980年代の貴重なJRA資料(2)欧米記者向け冊子

2014年11月25日 11時00分

1986年に配られた報道用の資料

 今回はレースガイドとして一般に出回ったものではなく1986年に配られた報道用の資料を紹介したい。

 主に来日した欧米の記者向けと思われる英文のペーパーで、構成は馬のプロフィル、オーナー、調教師、騎手の紹介など。ワープロではなくタイプライターで打った原稿をコピーしてA4の紙をホチキスで束ねたもので、手作り感満載。時代を感じさせる冊子だ。タイプミスもあるが、それが逆に熱意と手作り感をかもし出している。写真は優勝したジュピターアイランドのページ。

「7歳馬ながらパフォーマンスは落ちていない。蹄の腫れがあり今年初戦は3着に敗れたが、秋初戦のセントサイモンSを勝っている」とある。

 この手の資料はリップサービスが入り肯定的に書かれる傾向が強いが、それにしてもなかなかの高評価。8番人気単勝14・9倍はここを信じればおいしかった? ちなみに同馬は英国調教馬として初の優勝馬だ。なお、ここには日本馬の記載もあり、サクラユタカオーは「SAKURA YUTAKA O」とタイプされている。