【ジャパンC】1980年代の貴重なJRA資料「創成期のレジェンドパンフ」

2014年11月24日 11時00分

1983年のレースガイド

 ジャパンCがスタートしたのは1981年。以後30回超の歴史を重ねてきた。世界標準になったどうかは別にして、現在芝2400メートルの国際路線の主要レースであることは確かだ。そこでこの30日に34回目を迎える「競馬のワールドカップ」の創成期の空気を感じていただこうということで、1980年代の貴重なJRA資料をご紹介する。

 1回目は1983年のレースガイド。当時は国際化前ということで各国の競馬の歴史、事情など、現代の競馬ファンなら常識ということも細かに紹介されている。さらに招待馬の来日&ステップレース出走情報、輸送に使用される航空会社や使用機材の記載もあり、第3回大会成功への関係者の熱さが伝わってくる内容だ。

 この時点では米国が2連勝(81年メアジードーツ→82年ハーフアイスト)で日本馬は馬券対象にすらなっていなかった。「VIP待遇とはいえ、長距離・長時間輸送、検疫、短い地元調整期間などハンデが大きいのに連続で負けた」という記述があり「そろそろ日本馬の好走も…」の期待も見え隠れしていた。

 ちなみにこの年勝ったのはアイルランドのスタネーラだったが、2着にはその年の天皇賞(秋)優勝馬キョウエイプロミスが入り“ホーム”の期待が半分かなえられた年だった。