【競馬JAPAN】主役不在のキーンランドC。狙うは4歳馬の理由

2014年08月28日 09時00分

 

 春の高松宮記念はコパノリチャードが制したが、スプリンターというよりは1400mあたりが良さそうな馬。本当にスプリンターっぽい馬となるとハクサンムーンが挙がるが、高松宮記念では出遅れてしまい、これがクセになると短距離では命取りになる。新たな主役候補と見られたストレイトガールも、不利があったとはいえ函館SSで大敗と、どの馬もイマイチ信頼性が薄い。

 

  そこでキーンランドCで新たな短距離王候補が出てきてほしいところなのだが。

 

「昨年の北海道から快進撃を始めたストレイトガールやレディオブオペラのような馬が見当たらない。ここは既成勢力の馬で決まってしまうだろう」(専門紙記者)

 

 問題はスプリンターズS直前であること。そこを目標の馬は、ここで勝負は考えにくい。

 

「だが本番でどうこうという馬は見当たらないなあ。ただ4歳馬は夏に賞金が半分になったので、この後のレースの使い方が難しい。その点から、『賞金を積もう』と4歳馬は勝負度合が高いだろう」

 

 まず、これにあたるのがレッドオーヴァルだ。

 

「桜花賞2着し、オークスにも出走したが、今では短距離を主戦にしている。最初はペースに慣れないようにも見えたが、前走札幌日刊スポーツ杯の鮮やかな差し切りを見ると、1200mにも違和感が無くなり、むしろ合っているように思えてきた。高松宮記念のときのような極悪馬場は駄目だが、馬場が良ければ今回も斬れる」(雑誌記者)

 

 もう一頭4歳馬で挙がるのがスマートオリオンだ。

 

「函館SSは前が壁になって全く追えずに不本意な競馬になったが、前走のUHB賞は先行してマヤノリュウジンにクビ差2着。他の先行勢が大敗したことを考えると、勝ちに等しい内容だった。オーシャンSの勝ち馬だが、賞金が半分になったので、ここは最低2着に入って賞金を積みたいところ」

 

 確かにこの2頭は賞金を積まないと、除外の不安で先々のローテションが組みにくい。狙うなら、スプリンターズSと天秤にかける馬より、目の前の賞金を取りに行く4歳馬のやる気に賭けてみたい。

 

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