【競馬JAPAN】色々と消化不良だった天皇賞春

2014年05月08日 06時01分

 

【上田琢巳のラップトリック】

 

 天皇賞のワンツーは4強内で決着。だが、淀16Fの怖さは何度も経験。超伏兵の突入に警鐘を鳴らしたが、それがホッコーブレーヴとは。日経賞2着の脚勢は相当で、ウインバリアシオンに迫ってもおかしくない。ただ、わかっていても格の違いが脳裏に立ちはだかる。

 

 16F3分15秒1。ラップ理論上、後5F内のラップ急変は読みどおり。後3F→2F間に0秒9の落差。ここで反応よくトップスピードに入れるかどうかがカギと見ていた。フェノーメノ、ウインバリアシオンはきっちり対応したが、4角でほぼ同位置のホッコーブレーヴがよもやキズナの前に来るとは考えなかった。

 

 いかに初の長丁場とはいえ弾け方が足りない。ポスト・オルフェーヴルもこれで混沌。乗り方にミスやロスがなかっただけに、敗因の一つはやはり長丁場。一度でも経験があったら…。これが現実だろう。

 

 ゴールドシップは指摘したとおり、後5Fのラップの変化に対応できなかった。スピード優先の芝も大敵。パワー競馬での狙いとなりそうだ。スーパーホース誕生は持ち越しになったのが残念。

 

 3歳世代も同じ。ディープインパクトのパフォーマンスがいまひとつ。かといって、イスラボニータの二冠もどうだろう。ダービーはじっくりと考えてみたい。

 

 今週はNHKマイルC。ミッキーアイルが断然人気だが、少し気になるのはシンザン記念でウインフルブルームに迫られたこと。上がり最速がそのシンザン記念での34秒1。となれば、スピードを前面に押し出して直線に入って一気に差を広げるパターンがベスト。変に後続を引きつけると瞬発力で分が悪い。

 

【競馬JAPAN】