【競馬JAPAN】金杯の悔しさを返したいオースミナイン

2014年04月22日 06時00分

 

 京都の開幕週に相応しいスピード争いが見もののマイラーズC。2年前は開幕週の馬場を生かしてシルポートが逃げ切り、昨年は先行争いが激しくなりグランプリボスが差しきっている。果たして今年はどんな競馬になるのか。

 

「参考になるのは京都金杯だ。あのレースも京都の開幕週でマイル戦と、マイラーズCと似たような状況。もちろん季節が違うから、芝のコンディションも違って単純に同じではないけど。ただ京都金杯は1本32秒5の速い時計で決着。マイラーズCも近い時計で決着すると思われ、他のレースを参考にするくらいなら、時期がずれてても京都金杯を確認したほうがいい」(栗東記者)

 

 その京都金杯はエキストラエンドが勝ち、オースミナインが2着。どちらも後方から馬群を貫いて上位に入ってきた。決してペースに恵まれたレースではないので、この2頭は高く評価していいだろう。特にエキストラエンドは京都金杯を勝った後は、東京新聞杯に出走。ただ雪で順延になった影響で、レース前には不安説も出ていた。そんな状況で2着に食い込み地力強化をアピール。もともとクラシック候補と言われていた素質が完全に開花した。

 

 恐らく今回は人気の中心になるだろうし、好戦必至にも思えるが、この馬に対し「今度は逆転」と燃える陣営がある。京都金杯で2着に敗れたオースミナインである。

 

「金杯はルメール(エキストラエンド騎乗)にやられた。あの時は2番枠。ルメール騎乗馬が重賞で内枠を引いたときは、ほとんど勝っていたが、あのレースもうまく乗っていた。対してオースミナインのほうもうまく馬群を衝いて出てきたが、位置取りが悪すぎた。先に動いたエキストラエンドを追いかけていけば、勝つチャンスはあったかも。福永はオースミナインに乗ると、どうしても仕掛けが遅くなることがあるんだよ。でも福永が香港遠征でいないため、今回は池添が騎乗。福永騎乗時が7戦1勝に対し、池添騎乗時は3戦2勝だから、彼のほうが絶対合っている。

 

 馬のほうも休ませてかなり良くなっている。調教で少しかかっていたが、これは精神的にかかって行ってしまったのではなく、馬力がついたため。調教をつけた池添も驚いたんじゃないか。パワーアップした今なら、エキストラエンド逆転もある」

 

 もともと評価の高かったエキストラエンドとオースミナインだが、どちらもパワーアップして京都金杯以来の激突。話題は一叩きした実力馬ワールドエースかもしれないが、同じディープインパクト産駒なら、先の2頭、特に逆転に燃えるオースミナインの変身に期待したい。

 

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