【競馬JAPAN】アメリカJCCは、有馬大敗組の巻き返しに期待

2014年01月21日 08時00分

 

 伝統の一戦アメリカJCC。かつては有馬記念上位の馬が出走し、豪華メンバーになることも多かったが、最近は厳冬期にGⅠクラスの馬が出ることが少なくなってしまった。その風潮の中で、異質なのがサダムパテックの出走だ。

 

「古馬になってマイル路線を主戦場にし、GⅠのマイルCSも制覇。順調にマイルチャンピオンへの道を歩んでいたが、昨年はチグハグな競馬で結果を残せなかった。

 

 そこで陣営は試しに、2200mのアメリカJCC出走を決めたようだ。かつては弥生賞を勝っており、中山の中距離に適性のあった馬。これを求めての出走だろう。確かに東京の皐月賞でオルフェーヴルの2着したように、中距離が悪いわけではない。ただ最近はマイルのペースに慣れきっており、いくらGⅠ馬でも、2200mでいきなり結果を出せるほど甘くないと思う」

 

 と美浦のTM。逆に評判が高いのは、有馬記念で惨敗した組だ。

 

「昨年の覇者ダノンバラードが2連覇を目指して出走してきたのは予想通り。有馬記念は惨敗したけど、先行馬が総崩れしたレースで、あの結果はそれほど重く考えなくてもいい。相手は一気に楽になったし、ペースも緩みそうだから、今回はチャンス大。時計のかかる今の中山は合っている。

 

 有馬惨敗のもう一頭ヴェルデグリーンもいいよ。有馬は最内枠だったが、勝負どころでは大外をぶん回って進出。さすがにスタミナをロスして、最後は止まってしまった。2500mより、今回の2200mのほうがいいし、前走のような強引な競馬をしなければ巻き返せる」

 

 ダノンバラードは前年の覇者、ヴェルデグリーンは同コースのオールカマーの覇者と、実績、適性ともに持っている馬。実績上位のサダムパテックに不安があり、他馬はパッとしないメンバーなら、この2頭の巻き返しの可能性はひじょうに高そうである。

 

【競馬JAPAN】