本格化の時期迫るバリアシオン

2012年06月23日 14時00分

【トレセンのプロ100人に聞きました(宝塚記念3)】

2位=ウインバリアシオン、(同率2位馬は次回掲載)
4位=トゥザグローリー
5位=オルフェーヴル
6位=マウントシャスタ
7位=アーネストリー
8位=ショウナンマイティ
9位=ビートブラック
10位=ホエールキャプチャ

 主役オルフェーヴルが5位止まり…。果たしてプロはどの馬が勝つと思っているのか? 今回は3、4位の発表だ。

 4位はトゥザグローリー(15票)。僚馬オルフェーヴルを1票上回っての選出だ。夏に弱いとされる同馬だが「幸いなことに今年の栗東はまだ涼しい。この気候なら、まだ夏負けの心配はないはず。天気に味方されるなんて、運のいい証拠」とは栗東の某厩務員。確かに今週も雨の影響で気温の上昇は抑えられている。

 また、馬でなく鞍上の面から同馬を推す声は多い。「ユーイチ(福永騎手)はこのあと米国に遠征するんやろ? ならその前に存在感示しとかなアカンがな。安田記念を勝って流れもええし、そら気合も入っとるやろ」とはコンビで重賞を制した栗東の某調教師だ。

 さらには池江厩舎に近い位置に厩舎を構える某調教師も「鳴尾記念の週にあの馬が近くを何度も通ったが、明らかに気合不足やったで。完調とは程遠いデキに見えたんやけどなぁ。馬体もなんや、しぼんで見えたし。でも、それで勝ってまうんやからビックリ。まともに仕上がったら相当強いんちゃうか」。

 3位は…2頭が同数(16票)で同率2位になった。1頭は明日にとっておくとして、まずはウインバリアシオンから紹介する。

 まず天皇賞・春に自分の担当馬を出走させたという某厩務員は「前走はあの前残りの展開で3着確保でしょ。上がり3ハロン33・5秒は大したもんだよ。勝ち馬以上に強かったと思う」。

 また血統論者で知られる栗東の某助手も「ハーツクライ産駒はどうも晩成型が多い。お父さん自身も若い時は背中が弱く、トモもふにゃふにゃだった。それがパンとしたのが4歳のこの時期ぐらい。まさに本格化の時期が迫っている」。ここへきての成長を強調している。さらに鞍上・岩田の名も「心強い。ダービーも取ってのりにのっとるやろ。やっぱり勢いは必要」と付け加えた。

 次回はいよいよ1位&もう一頭の2位の発表。エイシンフラッシュかルーラーシップか、はたまたそれ以外の超伏兵か?