理想形に近づいているマイティ

2012年06月20日 18時00分

【聞かせて核心】国内外のGⅠを制した6頭を筆頭に、歴戦の雄が集う春のグランプリ・宝塚記念(24日)。その超豪華メンバーの中でも上昇著しいのが、ショウナンマイティ。指揮官・梅田智之調教師(43)の胸の内を聞いた。

 ――前走の鳴尾記念2着を振り返って

 梅田:開幕週の馬場で、しかもあの遅い流れ(1000メートル通過62秒3)。しまい一手だけに負けるならあの形かなとは思っていた。それでも32秒台の上がりを使ってるし、悲観する内容ではない。

 ――前走後の状態は

 梅田:上がりだけの競馬だったので、反動はなかった。1週前追いを見ても文句ない動き。もともと稽古は動くけど、ただ速いだけじゃなくて道中はためが利いているし、乗り役の指示を待てるようになった。ジョッキーも「メンコを着けなくても折り合いは大丈夫」と言ってくれている。

 ――距離は違えど同じ阪神内回りで結果を残しての参戦

 梅田:大阪杯を勝つ前は内回りコースで折り合えるか正直不安はあった。ただ、その前2走で負けはしたけど(武)豊さんが折り合いを教える競馬をしてくれたのがコース克服につながっている。広い馬場が理想だけど、今ならこの条件でも大丈夫だと思う。

 ――安田記念は除外の憂き目

 梅田:もし使えていたら好勝負できたと思う。それは番組や規定の変更だから仕方ない。ただ逆に、今年は宝塚記念が阪神最終週。外差しが決まる馬場になれば。

 ――菊花賞(8着)以来のGⅠ挑戦

 梅田:去年はクラシックへ向けて結果を求めすぎて馬と人とのコンタクトが十分に取れていない面もあった。ただ、その反省もあって粗削りな気性と向き合って調教、実戦と進めてきた。求める理想形に近づいている。

 ――大舞台への意気込みを

 梅田:メンバーも一気に強化されるし、多頭数だけにさばき切れるか不安もある。ただ、GⅠ級の能力があると評価してきた馬。当然一発を狙うつもり。