レーティング優先出走は必要か

2012年06月17日 18時00分

 宝塚記念(24日)に出走予定のショウナンマイティは、3日の安田記念では出走順位18番目。フルゲートの枠内に入っていたが、19番目のペルーサがレーティング1位で繰り上がったため順位が入れ替わって除外。やむなく選択した鳴尾記念では2着惜敗と貧乏くじを引かされた状態だ。

 過去の成績に基づくレーティング優先出走制度。実力と獲得賞金のアンバランスを補完しようという趣旨だが、実際今回の安田記念ではしんがりのペルーサを筆頭にレーティング上位馬はすべて凡走。この結果だけで欠陥策とは言えないが、他のケースでも優先馬が激走した例はあまりない。このままではJRAの単なる「推薦状」と言われても仕方がない。

 古馬GⅠは基本レーティング上位5頭に優先出走権が与えられるが、ファン投票と収得賞金で出走馬が決まる有馬記念と宝塚記念だけは不適用。ファン投票29位のショウナンマイティも決定賞金2番目で胸を張って挑戦できる。「目標がはっきりしている今回は全力投球。最近のウップンを晴らしたい」と、今週の梅田智調教師。勝てばレーティング優先不要論が噴出する?