<宝塚記念>オルフェ汚名返上なるか

2012年06月11日 18時00分

 第53回宝塚記念の登録馬が10日、発表された。18頭全馬が出走可能となっている。

 最大の注目は4冠馬オルフェーヴル。単勝1・3倍の支持を集めた天皇賞・春ではらしさを見せることなく11着。阪神大賞典(2着)に続く、再度の背信走となった。現時点で陣営は出否を明言していないが、出走の方向で調整は進んでいる。注目は汚名返上なるか、この一点に集約される。

 池江厩舎からは前哨戦の鳴尾記念を快勝したトゥザグローリー、GⅡ2勝のトレイルブレイザーに加えて、マウントシャスタも参戦予定。実現すれば07年ウオッカ(8着)、アサクサキングス(15着)以来、5年ぶりの3歳馬出走となる。池江軍団は昨年の5頭出しに続く多頭数出しだ。
 勢いでは香港のクイーンエリザベスⅡ世CでGⅠ初制覇を果たしたルーラーシップだろう。世界の強豪相手に3馬身3/4差の楽勝劇は、晩成血統の一気の開花を確信させるもの。4着に敗れた有馬記念からの逆転も可能だろう。ダービー馬エイシンフラッシュもドバイ遠征(ワールドC6着)からの帰国初戦となる。
 他も伏兵と呼ぶにはもったいない顔触れ。昨年はレコード決着で戴冠を果たしたアーネストリー、春の天皇賞でアッと言わせる激走を見せたビートブラック、新コンビ岩田を背に悲願のGⅠ制覇を狙うウインバリアシオン、紅一点でヴィクトリアマイル覇者のホエールキャプチャなど、見どころ満載のグランプリとなりそうだ。

<宝塚記念登録馬>オルフェーヴル(1)、ルーラーシップ(3)、エイシンフラッシュ(4)、ウインバリアシオン(5)、トゥザグローリー(6)、アーネストリー(7)、ホエールキャプチャ(12)、ビートブラック(16)、ネコパンチ(17)、トレイルブレイザー(19)、フェデラリスト(21)、ショウナンマイティ(29)、スマイルジャック(62)、ヒットザターゲット(106)、マウントシャスタ(103)、ナカヤマナイト(28)、カワキタコマンド(208)、モンテクリスエス(109)=数字はファン投票順位