武調教師「乗れる子」の重賞V期待

2012年06月10日 10時00分

 先週2勝して計4勝。今年の新人騎手5人の中でトップに立った中井裕二(18)が、日曜(10日)阪神メーン・天保山Sのスリーアリストで特別レース初制覇を目指す。同騎手は3月3日の中京でデビュー2戦目で初勝利し、同31日に阪神で2勝目を。以後2か月の低迷が続いたが、先週の阪神で2連勝して同期4人に水をあけた。

 デビュー30戦目にしてスリーアリストでオープン特別に騎乗した際(3月31日=コーラルS12着)には「未勝利とは全然違うペースの速さに戸惑いを感じた」と言うが、2度目の騎乗となった前走の栗東Sでは最後方から一気に脚を伸ばして4着に好走。

 同騎手の支援者の一人である武調教師は「中京で初勝利を挙げたレースでこの子は乗れると感じた。だからスリーアリストの騎乗を任せることにした」。続けて「一生懸命に追ってくる騎乗ぶりがいい。コーラルSは休み明けで惨敗したけど叩き3走目で状態がよくなっている。今なら勝ち負けになる」(武師)。

 三度目の正直で新人初特別Vなるか、注目だ。