アートサハラ2冠へ人馬一体

2012年06月06日 14時00分

<大井ナイター競馬:東京ダービー(6日、11R=発走20時10分予定)>

 いよいよ南関東3歳馬の頂上決戦を迎える——。近年は転入組の活躍が目立つが、今年は地元・大井のSⅠ羽田盃馬アートサハラ(牡・荒山勝)に注目が集まる。

 コンビ5戦目になる今野忠成(35)は川崎を代表する名手。8番人気での1冠奪取にも「勝負になる馬だと思っていた。デビューから3戦のレースを見て、行く脚はあるし、まくる脚もある。あれを最後に生かせないかと思って、リラックスして走らせることだけを考えてきたからね」と淡々。鋭い洞察力、経験に裏付けされたトップジョッキーならではの思慮が大舞台で実を結んだ。

 自身にとってダービーは02年のエスプリシーズ(2番人気9着)から11年連続の参戦で、過去3着が最高。「今までチャンスのある馬に乗せてもらって結果を出せていない。自分にとっては一つのレースだが、馬には一生に一回しかないタイトル。外枠より真ん中でちょうどいいし、距離が長くなるのも問題ない」。2冠制覇へ人馬一体になって、ゴールを駆け抜けられるか。