【大阪杯・血統調査】キセキはルーラーシップ産駒の成功型

2019年03月28日 21時32分

ケレン味のない逃げで菊花賞を制したキセキ(左)

【大阪杯(日曜=31日、阪神芝内2000メートル)血統調査】一昨年の菊花賞以来勝ち星から遠ざかっているとはいえ、ケレン味のない逃げで昨秋のGIを沸かせたキセキ。ベストと思われる阪神内回りの2000メートルなら、押し切れるのではないか。

 父ルーラーシップはキングカメハメハの後継種牡馬。初年度産駒からキセキを出したのに続き、2世代目からも阪神JF、オークスとも2着、桜花賞3着のリリーノーブル、クイーンCのテトラドラクマ、皐月賞2着のサンリヴァルを送り出している。3世代目となる現3歳には、未勝利戦からマーガレットSまで現在4連勝中のディアンドルがいる。

 母ブリッツフィナーレは不出走ながら、祖母はファンタジーSを制し、桜花賞2着のロンドンブリッジで繁殖入りするや、初子のダイワエルシエーロがオークスを制覇。以後もビッグプラネット(京都金杯、アーリントンC)、ビッグカポネ(名古屋城Sなど5勝)、ダイワディライト(室町Sなど7勝、カペラS2着)と立て続けに活躍馬を送り出した。

 その後は目立った産駒が出なかったが、10番子となるグレーターロンドンが昨年の中京記念を豪快に差し切った。

 父の父キングカメハメハ、母の父ディープインパクトという現在の種牡馬トップ2が2代前に顔を揃えるキセキ。前述のサンリヴァル、ディアンドルに加え、同じく大阪杯に出走するムイトオブリガード同様、母の父がサンデー系で、ノーザンダンサー5×5のクロスを持つというのもルーラーシップ産駒の成功パターンである。