【大阪杯】ペルシアンナイト池江調教師「本番は必ず来てます」

2019年03月26日 21時32分

“本番”ではすべて連対しているペルシアンナイト

【大阪杯(日曜=31日、阪神芝内2000メートル)dodo馬券】日曜阪神メインは、GIに昇格してから3回目となる第63回大阪杯。ドバイに遠征した実績馬を欠くものの、それでも8頭がGI馬という豪華メンバーになった。有馬記念馬ブラストワンピース、ダービー馬ワグネリアンなど4歳勢に注目が集まる中で当欄が狙うのは5歳馬のペルシアンナイト。少々地味なイメージ?のマイルCS覇者だが、昨年のこのレースの2着馬でもある。

 昨年の大阪杯は3角手前で先頭に立ったスワーヴリチャードがそのまま押し切った。ペルシアンナイトは中団のインで力をため、最速タイの上がり33秒7で追い込んだが、3/4馬身及ばずの2着。その後はマイル戦を4走して6→5→2→5着。年内は未勝利に終わった。

 今年の始動戦となった金鯱賞は4着。スローペースでレースが進む中、道中は同厩のアルアインの後ろにつけて折り合いに専念。直線では馬場の真ん中に進路を取ってスパートしたが、いつもの末脚は見られなかった。

「今日は展開が良くなかったし、馬場も重かった。でも、この馬なりに頑張っているし、使って良くなると思う」とM・デムーロ。確かに断続的な雨で芝は稍重。切れ味を武器にする同馬にとって、不得手の馬場ということを考えれば善戦の部類とも言える。池江調教師も「馬場が影響したのは確かだし、アルアインとともに他馬より斤量が1キロ重かったこともありましたから」と鞍上同様にポジティブだ。

 そこから中2週で同距離の大阪杯へ。「この馬は器用さがあるので距離はこなせます。ただ本質的にはマイラーなので、昨年のようにしまいを生かす競馬が合っているでしょうね」と同師。マイルがベストなのは間違いないが、昨年の2着馬(6番人気)で皐月賞ではアルアインにクビ差の2着(4番人気)であれば心配は無用。距離適性が懸念されて、これまで同様?に評価が下がるのはオイシイ状況かもしれない。

 取材の中で池江調教師の次なる言葉が頭の中で響いている。

「金鯱賞は前哨戦としてはいつものことなんです。それでも着順はいつもよりひとついいくらい。この馬は1回使うと急激に変わるし、本番は必ず来てますからね」

〈2017年〉富士S=5着→マイルCS=1着
〈2018年〉中山記念=5着→大阪杯=2着
〈2018年〉富士S=5着→マイルCS=2着

 過去の休養明けはすべて5着。そして“本番”ではすべて連対している。相手なりに走る堅実さを持つ同馬は、混戦の中にあっては最も信頼できる存在かもしれない。