【フィリーズR・血統調査】アウィルアウェイ 父ジャスタウェイに産駒初の重賞Vを!

2019年03月07日 21時32分

新馬戦で楽勝したアウィルアウェイ(左)

【フィリーズレビュー(日曜=10日、阪神芝内1400メートル=3着までに4・7桜花賞優先出走権)血統調査】前評判通りに昨年のJRA新種牡馬リーディングを獲得したジャスタウェイだが、産駒の勝ち馬第1号となったのがアウィルアウェイだ。3回阪神2週目の芝内1200メートルの新馬戦で、出遅れながらもほぼ馬なりで楽勝した。

 ジャスタウェイ自身は芝1600~2000メートルのGIを3勝したが、本格化したのは4歳秋。その父ハーツクライも晩成の長距離タイプだけに、6月の1200メートル戦での勝利というのは意外だった。母のウィルパワー(父キングカメハメハ)は勝ち星4勝はすべて1400メートル以下で挙げたもの。祖母トキオリアリティーも芝1200メートルのフローラSで2着したスピード馬だった。

 トキオリアリティーの産駒にはクイーンエリザベスII世Cなど中距離重賞を3勝したネオリアリズムのような馬もいるが、アイルラヴァゲイン(オーシャンS)、リアルインパクト(安田記念、ジョージライダーS)、アドマイヤフッキー(稲妻特別)、レアリスタ(キャピタルS・3着)など総じてマイル以下での活躍が目立つ。

 アウィルアウェイの仕上がりの早さとスピードは、この母系によるところが大きいだろう。早い時期から活躍しながら成長力も兼ね備える牝系に加え、父も晩成型のジャスタウェイなら単なる早熟馬ではないはずだ。

 2月3日の東京新聞杯では半兄インディチャンプが重賞初制覇を飾ったばかり。勢いに乗って今度は妹が父に初の重賞をプレゼントし、クラシック戦線に名乗りを上げる番だ。